ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

ピアニストに教わるフルート

2018年12月21日 08時44分20秒 | フルート
 アマチュアどうしの発表会に参加する際に、ピアニストをお願いしています。

 教室の発表会のリハーサルでは、曲全体を通してピアノと合わせて弾いた後、必要な個所の確認を行なう程度で終了する事が多かったと思います。なにせ生徒さんの数が多いので。でも自分でピアニストをお願いする場合は十分に時間を取ることが出来ます。

 そこで改めて感じるのは、ピアニストにフルート演奏の助言をして頂ける、即ちピアニストにフルートを習う事が出来ると言う点。

 ピアニストが一人で演奏する際には、例えばメロディーと伴奏が合わないような事態は起こりませんが、フルートとピアノに分かれて弾く、しかも私のようなアマチュアがフルートを吹く場合にはズレが生じます。ピアニストは内心「イラッ」、「チッ」ですよね。しかしこちらが謝礼を払ってお願いしているので文句は言いづらい。

 私がお願いしたピアニストも最初は遠慮されていましたが、お気づきの点を・・・と促したところ出るわ出るわ。

 ピアニストはフルートとピアノのパートの両方が印刷された楽譜を見て弾きますから、曲全体を把握して、フルートを吹く人のテンポ、強弱、いろいろな演奏記号への対応の不十分さはすぐに分かります。一方の私はフルートのパート譜を見て吹いていますから気付かない点も多い。

 フルートの音程の狂いやタンギングの不明瞭さ、息継ぎの際の遅れなどもピアニストには気になるようで、かなり指摘されました。ヴァイオリンならともかく、フルートの場合には運指が合っていれば音程も合っていると思いがち。実は人により楽器により音程があやしい場合があります。

 フルートとピアノが同じように動く際にはきっちり合わせる必要があるし、部分的には伴奏を活かすためにフルートの音量を控えるべき場合もあります。逆に自由に吹くべきところはもっと自由にと言われました。カデンツァをもっと自由に吹くようにと言われた時には苦笑い。ダメなフルートだよね。

 ともかくピアニストから得るものは多いと思います。フルートの吹き方をフルートの先生に教えて頂くのは当然としても、たまにはピアニストに助言を頂く事もとても有益と思います。


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