今週後半への期待

今日7/25(月)の東京都の新規感染者数は22,387人で、前週の12,696人よりかなり増えています。感染源からの割合は今日は0.280、前週は0.332でした。

この割合は7/18(月) 0.332、7/11(月)0.241でしたから、17日(日)と18日(月)が休日であった点の影響が考えられるものの、18日には増加、25日には減少しています。感染者数の増加に比例して、都民の行動にブレーキがかかったからと言う事も一応考えられます。割合に関しては先週7/21(木)が前週よりプラスになっていますが、その後はマイナス傾向が続いていますから、感染の勢いは若干鈍って来たでしょうか。

一方で感染者数を増やす原因になるのが感染源で、今日の感染者数は私の計算法では2週間前の感染中の感染者数をもって感染源としていて、人数的には80,038人です。しかし今日の累計感染者数から2週間前の感染者数を引いた295,004人が2週間後の感染源になりますので、感染源としては約3.27倍になります。感染者数が感染源のみに比例するなら2週間後の感染者数は7万人台になってしまいます。

行動制限はしないと言う発言がしきりに聞こえます。しかし、大相撲では観客は制限無しに入れても力士の休場が目立ちましたし、感染が原因でゲームが中止になったプロ野球のケースもありました。観客を無制限に入れる意味が無かったようです。スポーツとは違いますがJR九州の特急延べ120本が乗務員の感染などにより運休になるとか、観戦や旅行の意欲を減退させる効果はありそうですね。高校野球はトップ選手の将来がかかっていますから中止は有り得ません。

行動制限しなくても、上記のような行動にブレーキをかける事態が起こっています。政府はそこまで深読みしたのでしょうか。

話題が逸れてしまいましたが、今日から2週間の間、特に、感染源になっている20万人ほどの感染者が他の人にうつさないよう慎重に行動して頂く事を願うばかりです。

NHKの報道によれば休日の検査、診断を求めて虎ノ門のクリニックに埼玉や横浜から出かけた人が居たそうで、健康を守るにはそれくらいの強い意志が必要であると初めて教えられたような気がします。不要不急ではないのだし、都県境を越えるのは当然なのでしょう。


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