バッハの無伴奏パルティータ第3番の第3曲である「ロンド風ガボット」は軽快で親しみやすいためCMでよく使われます。私と年齢が近い人なら「トラベルセットが当たる」という資生堂のCMに使われていたのをご記憶の方もいらっしゃると思います。
もともとはヴァイオリンのみで弾くために作られたこの曲をフルート一本で吹くにはどうしたらよいか検討して見ました。
原曲はホ長調でH管フルートを必要とする「シ」が一か所あり、また重音部分をどう処理するかの問題が有ります。またバッハのオリジナル楽譜にはスラーが少し書いてありますが、その他の細かい指示はありません。
あるリコーダー用楽譜では調性をヘ長調に転調してありました。原調との差は僅かだし、「シ」は「ド」となりますから、C管フルートで問題なく吹けます。
上記のリコーダー用楽譜では88小節目~89小節目をオクターブ上で吹くようになっています。また25小節目からと29小節目からの重音の箇所では下の音をメインにしながらもオリジナルに無い変更を加えています。
そこで、調性はヘ長調とし、上記の重音部分については異論は出るかも知れませんが上の声部を吹き、後半82小節以降の重音部分については下の声部を吹くこと事としたらと思います。
アーティキュレーションの参考になりそうなのは、ピアノを伴ったクライスラーのヴァイオリン演奏で、現在でもCDが販売されています。クライスラーがヴァイオリンとピアノのために編曲した楽譜を見ると、原曲をそのまま使い、ピアノの伴奏を付加した上に、様々な指示を書き加えています。フルートで吹く際にもクライスラーの指示を取り入れてみたらと思っています。
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お考えとあまりに違うご返事を差し上げるのは失礼になると思いますので、ブログを拝見してどのようなお考えの方かを私なりに理解した上でご返事を書きます。悪しからず。
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アーティキュレーションの参考になりそうなのは、ピアノを伴ったクライスラーのヴァイオリン演奏で、現在でもCDが販売されています。クライスラーがヴァイオリンとピアノのために編曲した楽譜を見ると、原曲をそのまま使い、ピアノの伴奏を付加した上に、様々な指示を書き加えています。フルートで吹く際にもクライスラーの指示を取り入れてみたらと思っています。
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