疎外感
何時ころからか定かでないが地下鉄に乗っていて目につく人が皆自分と無関係の世界の人たちであると思うようになった。
まわりの人々が自分と同じ世界にいないことを感じたとき、疎外感よりは寒気を覚えた。なぜ自分だけが脱落したのか、疎外されたのか、体力の衰えか気力の萎えか。
以前には常に目の前を通る名も知らぬ人々とは何となく親しみがあり同じ土俵の中にいると信じていた。ところが市街に行ってみると、他から孤立。自分だけがひとりでいたのだというのだからびっくりする。やはり意識は個に向かうのであろうか。
何時ころからか定かでないが地下鉄に乗っていて目につく人が皆自分と無関係の世界の人たちであると思うようになった。
まわりの人々が自分と同じ世界にいないことを感じたとき、疎外感よりは寒気を覚えた。なぜ自分だけが脱落したのか、疎外されたのか、体力の衰えか気力の萎えか。
以前には常に目の前を通る名も知らぬ人々とは何となく親しみがあり同じ土俵の中にいると信じていた。ところが市街に行ってみると、他から孤立。自分だけがひとりでいたのだというのだからびっくりする。やはり意識は個に向かうのであろうか。