日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

ソウルの雑踏の中で

2009年11月23日 | Weblog
ソウルの雑踏の中で

私はある種のにおいを嗅いだ。つうーんと鼻を突くにおいがする。これがこの町に住む人々の生活臭というものだ。地下鉄に乗ろうとしたが、臭くて汚い。蒸し暑く汚れている。急に50年前の浅草の地下鉄を思いだした。
日本でも銀座もあれば浅草もある。だけれども、ソウル全体と東京全体を比較するならば東京のレベルに達するためには後三十年がかかることだろう。

ソウルの裏通りを歩いた。今日はここで泊まることにする。
ポリボックスに飛び込んだ。英語で安全なホテルを紹介してほしいと頼んだら、若いお巡りさんがある荘を紹介してくれた。親切にも彼はその荘まで連れてきてくれた。

「カムサハムニダ」といったら帽子を取ってお辞儀をしてくれた。荘のおばさんは日本語が全く通じない。身振り手振りのボデイランゲージ。これが原始的ではあるがもっともよく意味が通じた。