素朴な疑問
1,
再稼働しないと、電力不足が陥る。ということなのだが、何時頃、どれだけ、どのくらい不足するのか、国民の前に、説明がない。電力会社が、詳細を抱え込んでいる。なぜ政府が、もっと確かなことを確認しないで、再稼働に走るのか、どこからどんな圧力が働いたのか、
2,
電力の需給関係もわからないと、何時からいくつの原発を再稼働したらいいのか。それすらわからない。だのに、こういうやり方は大飯原発再開をさせ、あとはなしくずし的に、再開させるつもりなのだろうか。
3,
電力会社の側に求めるならば、なぜ電力の需要と供給の詳しい説明がないのか、
4,
足りない部分は、原子力で補う。という事自身が前提になっている。これは絶対におかしい。原発による絶対安全性は、確保されない。という前提で、絶対安心を考えなければならないはずだ。
5,
国家の安全に関する重大事故が、首相の強い要望から、わずか2日で、安全対策の暫定基準案を了承し、それを持って、地方自治体に説明にするというのは納得出来る話では無い。
6,
こういう姿勢を示し、実施できていない対策を先送りし、安全性の一部を捨ててまで、なぜ再開を急ぐのか、その理由を国民の前に示してほしい。
7,
政府はこれまで基準を作ってこなかった非を認めて、これからじっくり基準作りに取りかかってほしい。半年位かかるだろうが、その間に電気が不足するのなら足りるように最大限の工夫をすればいいのだ。水力火力、自然エネルギ、電力融通など
8,
周辺住民の代表 、電力会社代表 実施する所の市長、国の代表などで、安全委員会をつくり、常に、原子力の安全について、意見を交換している。これはフランスの例であるが
日本では、たった4人の閣僚が、再稼働の基準を了承して、住民を説得すると言う。周辺住民の理解を得るためには、彼らが納得するように現状と資料の開示と詳しい説明をする事が必要だ。政府関係者4人でと言うところに隠蔽体質を見る、原発のオープン主義体質とでは天地ほどの安全意識尊重の差が見て取れる