日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

人という字

2012年04月28日 | Weblog
人という字

年をとると、全ての機能が弱ってくる。まず第一に感じることは何事にも自信が無くなって来ると言うことである。今までたやすくできていたことが、できなくなって、あれー?と思うことが多い。是は体力的にも精神的にも共通する事である。
足を上げて歩いているつもりでも、道でつまずいたり、走り出せば50mも走らないうちに、息切れがしたり。今まで気が付かなかったことが、目の前に浮かび上がってくる。その現実を知らされると、思わず年を考えて見る。
人間はウマクできていて、老齢になれば成る程安全に気を配るようになる。というよりはそうせざるを得ない現実にぶっつかる。
年寄り夫婦を見ていると、二人で支え合いながら生きている様に見える。わかいときのように一人ひとりが思う存分に生きている様には見えない。
人という字は男女ペアーになってこそまっとうな人生では無いか?
そんな思いがするが、それでは年代にかかわらず独り者は人の内には入らないのかと言う疑問が湧いてくる。僕は妻帯者だから独り者の気楽さや、寂しさや生活などは判らないが、人として人生を送ろうとすれば、やはり煩わしさを乗り越えて、ペアーで暮らすのがベストライフではないかと思うが。