日々雑感

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97点が出た

2012年04月08日 | Weblog
97点が出た

採点付カラオケ

作ることが専門で、めったに歌うことがない僕が、採点付カラオケ装置で歌ってみた。結論から先にいうと、97点が出て、ギャラリーから、歓声と拍手がわいた。
我ながら驚いたが、機械がどうして採点できるのだろうかと、不思議に思い、その構造をある程度調べてみた。
左に伴奏 右チャンネルには歌の正しい信号が記録されている
機械に内蔵されているマイコンが右チャンネルの信号とマイクを通して入ってくる歌を拾いだして比較して採点するというのが基本的な仕組みである。もう一つは楽譜のメロディー通りに信号が入っている専用テープと歌手付の歌がそのまま録音されている。音声多重テープ。殿比較の差が点数表示される。

音程やリズムなどは機械で採点できても、歌の情感といったものはなかなか採点しにくい、節回しが短いなど、歌詞と同じように歌わなければ、高得点は出ないのが採点付カラオケ。
何の間違いか知らないけど97点を取るなんて事は滅多に無い。

僕の場合高得点と言うより、カラオケを歌って酔うほど感情移入ができない。作曲しているときに心の中で歌っている歌の方がずっと情感がこもっている。つまり感情移入の連続で作曲しているのだ。
そこで考えた。カラオケを楽しんでいる人は 歌う事が楽しみであり、それによって憂さ晴らしをしているのだ。だとすれば採点機なるものは不要ではないか 。

近頃カラオケに行く際には採点機が付いているかいないかだ改めて調べることが多いが、数はめっきり少なくなってしまった。当然だ。歌がうまいと評価されることもさることながら、効能の第一はストレス吐きだ。
ウレシイに付け悲しいに付け歌いたくなるのが人間の本能だ。
どんなに情感をこめて歌っても、音痴では滅多に高得点は得られない。
機械もいいが、もっと料金が下がってくれた方が通いやすいと言うのがカラオケフアンの本音だろう。