日々雑感

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第二の安全神話

2013年01月03日 | Weblog
第二の安全神話

自民党は原発を望まない国民感情を無視して、またぞろ原発志向の方針を打ち出している。福島ではまだ30万人の人が仮住まいと言う現実があるのに。
それより現在の悲劇を招いた元凶は自民党であったと反省がない。
事故の最中に原発擁護論をとなえた現閣僚もいた。
問題は福島事故を踏まえて、安全基準が完成されていないのに、また核燃料の後処理については何の方法も示されていない。「どうしていいのか、まだ解決策が見つかっていないようだ」
こういうを重大な問題に答えることもなく、新しい原発は四十年前より格段に安全性が向上している、とか、あの大地震に、「女川、」「福島第二原発」は安全だったという。ただ1部の勢力がそう思っているに過ぎない。
これは単にラッキーと言うべきもので科学的に安全が証明されたわけでもない。
そんなことで、まかり間違えれば国を滅ぼす危険性のある危なっかしい原発を増設する必要がどこにあろうか。
現段階では原子力はまだ人間のコントロールの効かないところにある。

求めるべきは基本政策として、脱原発を推進して新しいエネルギーの転換や、節電、省電に努め、現在の電力業界に新規参入を認めるなどの方策を定着させるほうが、よほど国民の安全を担保したことになる。
もう今から作られる第二安全神話には時がたってもだまされないぞ。
科学者でも専門家でもない政治家が、原子力エネルギー利用について、
政治的に安全宣言するとはとんでもないことだ。