日々雑感

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おしんの試写会にて

2013年10月10日 | Weblog
おしんの試写会にて

明治40年代の日本の農村風景や家族状況はおしんのようなものであった。
おしんの人間的なりっぱさが際立っていて劣悪な環境に立ち向かう姿に涙し、感動する。
「おしん。ちからいっぱい生きるのだぞ」という暗黙の勇気づけを視聴者は自分に置き換えても考えたことだろう。
それはテレビの視聴率の高さに現れている。

そしてこのドラマは国内にとどまらず全世界68カ国に取り上げられた。特にタイやイランの視聴率は80%だったという 。

困難な状況と立ち向かっていくさわやかな少女の気力意志力には感動を覚えないわけにはいかない。
そしてその思いは国別や性別を超えて、人類共通のものであり、我々は彼女の姿に照らして自分を見る。そして大きく励まされ共感させられる。
そこに「映画おしん」の本質を見ることができる 。