私が勝手に「ゼラニウム通り」と頭の中で名付けている場所が、ご近所さんにあります。
いろいろなゼラニウムが塀の上に置かれていて、海外の街のような雰囲気で素敵なんです。
こちらのお宅のご主人様が、手入れをされている光景もよくおみかけします。
お話したことはないのですが、きっとゼラニウムがお好きなんですね。
私のように花好きにとっては、嬉しい限りです。
ところで先日、自転車を止めて我が家の紫陽花を見ながら、触っている少女に会いました。
「お花持っていく?」
と聞いたら、
「お母さんに怒られちゃうから」
と、もじもじ
「この家のおばさんが、くれたって言えば大丈夫よ」
と言って一輪だけ渡すと、嬉しそうに
「ありがとう」
と言って、大切そうに持って帰ってくれました。
何気ないやり取りでしたが、私自身も子どもの頃に近所の方から花を切っていただいたという似たような思い出があったので、ちょっとしたきっかけで彼女がもっと花が好きになってくれたらいいなと
花を育てるということも、立派な地域参加だと思います。