元練馬区議会議員小川けいこの「ねりまなでしこ日記」

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福島県塙町へ vol.2

2012年05月07日 00時34分40秒 | 視察
 あらら.....昨日書いた2本のブログが草稿のままになっていましたので、まとめて本日アップします。


 到着翌日は、『風呂山公園 100周年式典』に出席させていただきました。


 vol.1に書いたように、風呂山公園には赤いつつじが植樹されています。

 このつつじは、日露戦争の直後に町の青年会のメンバーが町の復興に希望を託して植樹したそうです。そして、今も「さつき愛好会」の方々が中心となり大切に育てているとのこと。



 そして今回は、友好のしるしとして練馬から「練馬の鏡」というピンク色のつつじを200本寄贈させていただきました。本当は、植樹式を行う予定でしたが、雨のため室内でのセレモニーとなったので、植樹というわけにはいかずに志村区長から菊池町長へ、私から鈴木議長につつじをお渡しするという形に変更になりました。

 


 式典の終わりには、ねり丸も登場しての記念撮影となりました。

 


 ところで、塙町では未だ農産物に対する風評被害が深刻である旨を町長からお聞きしました。練馬区において塙町の物産展を開催すると、野菜が必ず売り切れるのですが.....もちろん味噌やこんにゃくも人気です。

 被災地支援と言っても、風評被害に対しての国からの支援は全くないそうで、支援についての陳情を出しても聞き入れられないとのことでした。復興庁は何をしているのでしょうか被災地に寄り添ってないではないですか!


 塙町とは今後も友好関係をしっかりと結び、練馬区レベルで支援できることはしっかりとしてまいります。
 また、練馬区も塙町にお世話になることがあるかもしれません。お互い様の気持ちで



 ところで、塙町は今、山菜の美味しい季節です。
 鈴木議長と藤田副議長といろいろとお話しさせていただきましたが、お二人とも大変気さくな方で、雑談の中で私が山菜好きという話をしたところ、天ぷら以外の「こしあぶら」の美味しい食べ方を教えて下さいました。

 とても簡単ですので、ぜひともお試し下さい!!

 その料理方法とは、

 こしあぶらを1.5センチくらいに刻み、それをバターで炒めて軽く醤油か塩をふり、炊き立てのご飯に混ぜるというもの!!

 実際にやってみましたが、本当に美味しかったです

 実は、山菜のなかでも「こしあぶら」は東京では貴重だとお話したところ、帰り際に採りたての「こしあぶら」と「たらのめ」を下さいました。町長と正副議長の優しい人柄に感動しつつ塙町を後にしたのでした。


 
 塙町から一度練馬に戻った直後に、ご縁のあった被災地に向かいました。被災地には機会があればいつでも行きたいと思います。
 それは忘れないため。忘れてはならないためです。
 議長になって一年、震災から一年という月日とともに歩いて来たので、常に頭のどこかには何かできないか?というあせりにも似た思いが消えることはありませんでした。
 
 「絆」という言葉は日本中に定着しました。

 しかしながら、総論賛成、各論反対ではないですが、都心においては言葉と実情が伴ってない部分があります。
 それは、例えば町会加入率の低下を見ても顕著なように、近所付き合いを疎ましがる人は多いし、一人暮らし高齢者の中には民生委員のかかわりを嫌う人も結構います。若い人たちは、便利ということもあるでしょうが、商店街で買い物するよりもコンビニや大型店やネットの方が気楽だという人も多いでしょう。
 

 私たち東京に住む議員の防災対策の柱の一つは、絆のための土台作りかもしれません。
 
 




 

福島県塙町へ vol.1

2012年05月06日 23時56分07秒 | 視察
 私は、志村区長とともに練馬区と友好都市交流関係にある福島県塙町からお招きをいただき行ってまいりました。


 初日は、菊池塙町長、鈴木町議会議長を始め関係者の皆さんとの顔合わせと懇談会が行われました。


 菊池町長のご挨拶は、練馬区との友好関係についてのお話の他に、昨年の大震災においての練馬区からの支援に対する感謝のお言葉もいただきました。


 また嬉しく思ったのは、その会場には塙町小学校6年生の4人の生徒さんたちからあるお礼のメッセージをいただいたことです。


 何のお礼か?それは、昨年の夏、塙町では放射能問題があり、子どもたちがプールに入ることが出来ませんでした。
 そこで、練馬区では、塙町の約150名の子どもたちをとしまえんのプールへの招待し、セミナーハウスに宿泊してもらい、練馬区の子どもたちとの交流事業を行いました。


 その150名を代表して、4人の生徒さんたちが思い出の写真をパソコンを使って見せてくれた上で、楽しかったこと嬉しかったことの数々を語ってくれました。


 そして、志村区長は子どもたちの挨拶を聞いて、


 「今年も、是非とも練馬区に遊びに来て、プールにも入ってもらいたい」


 と、即決をしてくれました。
 また、たくさんの笑顔に会えることを楽しみにしていますね


 区長と私から最新の「ねり丸バッジ」をプレゼントさせてもらいました。


 
 翌日の日程は、「風呂山公園つつじまつり」と「風呂山公園 100周年記念式典」でした。
 しかしながら、翌日の天気予報は雨ということで、式典の会場は室内に変更と決定していたので、せっかく来たからにはと曇りの初日に現地を見に行きました。


 東京と同様に花の開花が遅れているとのことで、花は三部咲きでした。風呂山公園のつつじは古典的な色合いの赤なので、満開の際は「燃ゆる風呂山公園」となるそうです。


 

 一応つつじと記念撮影をしてみました


 ちなみに、練馬区の花はつつじですが、塙町の花は

 

 ダリアだそうです。

 


第16回 練馬つつじまつり

2012年05月04日 16時19分49秒 | 練馬区について
 


 人によっては、ちょっとしたロングバケーションとなっているゴールデンウィークですが、皆様はどのようにお過ごしでしょうか?

 
 私は基本的に仕事モードですが、今朝からちょっと体調を崩しかけております


 取り急ぎ前半のご報告を!


 青天の4月29日、毎年恒例の


 『練馬つつじまつり』


 の式典に出席してまいりました。


 昨年は、震災の直後ということもあり中止になりましたが、今年は実行委員会の皆様も復興支援を掲げながら大いにはりきっていらっしゃいました。
 また、今年はつつじの開花が通年より1週間程度遅れ、八分咲きという状況でしたが見ごたえは十分でございました。


 ところで、「練馬つつじまつり」においては、つつじの写生大会が開催されます。私の知人宅には小学生だったお嬢さんが描かれた「つつじ」の絵が、お嬢さんが高校生になった今でもリビングに飾られています。
 そういうことを取ってみると、地域における行事の目的の第一には地域活性化が掲げられますが、ちょっと視点を変えてみればたくさんの家族に思い出を提供しているのだと、感慨深いものがありました。
 今後も、地域で親しまれている行事が末永く続くように願います。



 そして、つつじまつり終了後は、知人の結婚式に出席し、ご挨拶させていただきました。 

 

 MASUMIさん、とても綺麗で輝いていましたよ
 末永くお幸せに

 

 フランスでは、花嫁にスズランを贈る風習があるそうです。
 スズランの写真をMASUMIさんに贈りたいと思います。スズランの花言葉に「純粋」とありますが、MASUMIさんの名前にも「純」が入っていますからピッタリですね


 追伸:スズランの写真をご提供いただいた福島様ありがとうございました