Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

神保町のおいしいスープカレー屋さん。オードリー鴻

2011-07-20 08:08:23 | ウチご飯

男性の魅力が少々分かりかけるのは小学校高学年から中学くらいだろうか?
その頃私が大河ドラマかなにかに出ていた高橋幸治さんという俳優さんを見て
「素敵な大人だ~ぁ」と感じた。さすがに年齢的なもので「好きだわ~ぁ」とは
感じなかったが。そしてやはりその位の年代の頃に横断歩道でバッタリ、
あのス―さんこと、三国連太郎さんとすれ違い素晴らしく綺麗な御顔立ち、
美しいオメメにビックリした!ただTVでみるより太っているというよりも
横幅が大きくそれにも驚いた!

そしてもう少し成長した頃、原田芳雄という俳優を見て「男っぽいわ~ぁ」と
思ったものだグッドルッキングというのとは少し違う・・男の匂いとでも
いうのだろうか?あまりに大人だったので、これまた恋愛対象とはまた
違ったけれど。その原田芳雄さんが71歳で亡くなった。
先週TVで映画の挨拶に登場し、そのあまりにやせ細った姿にがく然とした
もの・・・
「男っぽいわ~」と惚れぼれしちゃったのは、この原田芳雄さんと根津甚八さん
だ。根津甚八さんもいろいろあって姿を消しちゃったね~
なんか、良い役者さんがどんどん居なくなっちゃうな・・・

古き良き時代の役者さん達。古き良き雰囲気を醸し出していた役者さん達・・・
街にもその古き良き街というものが私の中にはある。
その一つがお茶の水だ。
お茶ノ水は未だにそこかしこに古き良き時代の雰囲気が残っている。
東京の宿命でお茶ノ水にも高層ビルがずいぶんと増え、高層マンションも
ニコライ堂周辺に建設中であるけれど。
明治大学があんな高層で近代的なキャンパスに替えたにも関わらず、それでも
お茶ノ水はレトロが感じられる数少ない街だ。

その明大通りを神保町の交差点方面に歩いた所に、スープカレーの店
オ―ドリー「鴻」はある。

この神保町周辺はカレー屋さんがいっぱいある。昔、インド独立運動の頃
日本に逃げて来た運動家達をこの辺りでかくまったからとか言われている。
この手前も有名なエチオピアというカレー屋さんだ。
しかしスープカレーのお店ともなるとオ―ドーリーくらいしかないだろう。
前にこのブログでスープカレーの事を書いたが、帯に短したすきに長し・・
のお店しかない。といっても本場札幌で食べた事がないので、本物が分からない
のだが。しかし間違いなくここは東京でトップクラスのスープカレーの
お店だと思う。

店名の「オードリー」はどうも店主がオードリー・ヘップバーンのファンだから
らしい。店内にはヘップバーンのポスターが飾ってある。
そしてレトロな店内。

天井の明かり窓にもステンドグラスが施されている。
オーソドックスな鶏のスープカレー。

ここのチキンはボリューム満点!お昼はご飯のおかわり自由。
そしてお勧めがビーフカレー。

トロッ、トロに煮込まれたビーフがいっぱい!和牛を使用しているので
そのエキスがカレースープに染み込みどこのスープよりコクがある。

スープカレーの特徴はお野菜に有ると思う。そう言う意味では他のお店より
その野菜の見せ方がここは下手だな~ぁ。
おそらく、店内が狭く、テーブルが小さめなので他のお店のように
器で見せる事が出来ない。なのでせっかくの大きな骨付きチキンや
他のお店並みに入っている野菜もルーに埋もれた感じになっちゃう。
器を小さな物にせざるを得なく、このような感じになっちゃうんだろうと思う。
この見せ方が違えばもっと都内屈指のスープカレー屋さんとして有名に
なるのではないかな?
ただここのラッシーはただのカルピス風味です