Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

大英博物館で日本と出会う@初秋のロンドン⑧

2017-10-06 08:30:00 | 2017年 初秋のロンドン

やっぱりロンドンに来たら大英博物館には行かなくっちゃ~ですよね
グリーンパーク駅からピカデリー線で2つ目のレスター・スクエア下車。

ロンドンはやはり朝のうちはガスってます。
地下鉄の駅に向かうこの道はロンドンらしくって好きだわ

大英博物館に到着すると、前回、行った時とは違い荷物検査の建物がありました。

右端の白い建物が荷物検査の為の建物でずーっと行列が続いています。
長い行列は嫌だわ・・・と言う方は大英博物館の会員になればスキップできますよ
おそらく日本人は(見た目が普通の日本人ならば)ささーっと終わるはずです。

中に入ると中国人観光客が多い事、多い事
もともとロンドンには中国人、インド人が多いですが、今回は観光客としての中国人が多く感じました。
なので、有名どころならば写真を撮ろうとすると必ず中国の方が映りこんでしまうので
タイミングに苦労しました
だって~ポーズ取って長いんだもの・・・記念写真が。

で、やはり感心してしまうのは巨大な石像を、よくもまあ、こんなに集めに集めたもんだという事と、
よくもまあ運搬する船が沈まなかったな~という事。

そして、こちらはBC1250年頃に作られた第19王朝ラムセス2世の石像の頭部
頭部だけで3m

ほとんどが戦利品でしょうけれど、持って帰ろうという根性が凄いわ・・・

パルティノンの彫刻、レリーフ。アッシリアからのレリーフも素晴らしいけれど、
根こそぎ剥がして運んだんだよ~破壊になったのか保護になったのかは分からないけれど。

それにしてもオリエント、ギリシャの文明の素晴らしさにはただただ脱帽。
このエジプトのプリンスの像なんて、どうですか 今にも歩き出そうという躍動感に溢れているじゃありませんか

見惚れてしまい良い写真を撮りたくて正面からのバッチリアングルもあったんだけど中国の方が隣で
ピースして動かないから一緒に収められちゃって・・・
こちらをチョイスするしかないという。

このプリンスはラムセス2世の4番目の息子でカエムワセット(Khaemweset)?と読むのかな???で息子の中では一番有名だと
英語版ウィキには書いてあります。(日本版には詳しい息子情報は無し)
ラムセス2世の正妻としてはネフェルタリが有名なようですが美しい女神という名を持つ第2王妃イシスネフェルト(Isetnofret)
の2番目の息子のようです。
彼は世界で最初のエジプト学者だとも書いてあるので聡明なプリンスだったのでしょう。

両方の腕に抱えているのはイシスとオシリスが持っている呪術の巻物や道具だと書かれておりますね~
とにかく紀元前かなり前の像が、この様な芸術性を持っているという事にいたく感心致しました~

 

そして今回、回ったのは日本の展示コーナー。
コーナーといっても広いお部屋に日本の古代から現代にいたる展示物があります。
10年ほど前に三菱商事がスポンサーとなって運営しているようです。
主な展示品はなんと「根付」
ほら~今でいうストラップのようなものですね。海外の方は日本の根付に興味があるのだろうか
まあ色々な技巧を凝らした根付ですが。

世界に誇る九谷や有田などの焼物、兜、浮世絵・・・現代のふつーの雑誌とか
そうだ埴輪もありました~でもね、紀元前のエジプトの芸術性高いプリンスやギリシャ、ローマ、アッシリアなどの
素晴らしい作品を見ているので埴輪には、ある意味、癒されました~
古ければ価値があるって事で。
「どんなものでも価値があるんだよ、あるって事が大事なんだよ」とどこかの誰かが言いそうな。

そんな中、一点だけ心惹かれたのは百済観音のレプリカ~

2m以上ある観音様で法隆寺にあるんでしょうけれど、日本ではこんなに近くで見られないじゃない???
異国の地で至近距離で見られるって事に感激!!!

このブログを書くにあたって調べると百済観音って百済から渡って来た観音じゃないのね~
百済風(韓国風)の観音って事で明治くらいに、その様に命名されたみたいね。
それに元々は法隆寺にはなくて割と新しい時代に法隆寺に安置されたらしいのね。
飛鳥時代の作品だと言われているらしいけれど飛鳥時代の法隆寺の記録には全く登場しないと。

時代が新しくなって突如、どこからか現れた観音様。
しかし、これも当初は虚空蔵菩薩と呼ばれていたとか・・・・・・
レプリカでも気品のある穏やかなお顔をしてらしたです

それにしてもエジプトのミイラの部屋。
やはり、あそこを通り度に冷たい空気を感じるわ~
空調があの部屋だけ温度を低く設定してるのかもね