Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

ポルトガル編 ヘリテージ・アパートメンツ近くカイス・ド・ソードレ周辺

2015-08-18 08:24:39 | 2015イベリア半島西と東の旅

我々の滞在先であるヘリテージ・アパートメンツはカイス・ド・ソードレというポルトガル国鉄駅から
10分ほどのところにありました。

アパートを出ると、こんな道になってます。下にどんどん降りていくとテージョ川。

左右を見ると、下の道に繋がる階段があります。

こちらは上の道に繋がる階段があります。

カイス・ド・ソードレはカスカイス(カシュカイシュ)方面の電車の発着所になっています。
川沿い?から海沿いを走る事になります。

奥のクリーム色っぽい建物が駅です。この前はバス、トラムの発着所になっています。
そしてそのすぐ裏側がテージョ川。

 

川沿いと書いて違和感があるのはリスボンはテージョ川に面して広がっている街で、
川といっても海にしか見えないのです。
ここから見る風景は少しサンフランシスコっぽいですね?4月25日橋がゴールデン・ブリッジに見える。 

このテージョ川はイベリア半島最長の川でスペインからポルトガルを経て大西洋に注いでいます。
スペイン側ではタホ川といい、その最西端がリスボン。ほぼ大西洋といっても過言ではないわけで。

川沿いの街というと平坦な街を想像しますが、このリスボンは今まで経験した事のないくらい、
高低差のある街でして、これが地図を見てもさっぱりワケワカメ・・・な状態を我々に与えたのでした。
リスボンの一番の高台からテージョ川までどのくらいの高低差があるのだろう?

一度、Googleマップからダウンロードした地図を頼りにしていたら方向が全く わからなくなり、
地元民に「私達はどこにいるのでしょ~?」と聞いたのですが、グーグルの地図では
全くわからないと リスボンの道は立体的に交差しているので平面的な地図ではカバーできないわけです。
地図に示されているストリート名がある・・・しかし実際はその上か、下かにも道はあるわけで。

意外にも役に立ったのは、日本のガイドブックで妹が携帯していて、それが一番わかりやすかったかな~
地元の方に見せても日本語なので役には立ちませんが・・・
私もガイドブックを買ったのに、全く活用していなくて、今こうして改めて読むともっと活用すべきだったと思う次第です 

この川を正面に見てずーっと左に歩いて行くとリスボンの海の玄関口コメルシオ広場に出ます。
「コメルシオ」とは「貿易」という意味で大航海時代ここは貿易の中心地でいろいろな貿易関係の
施設があったそうですが1755年の地震で壊滅し、修復され現在に至っています。
なのでバイロ・アルト地区(高台)と違い道路も広く碁盤の目に整備されていました。

高すぎて写真に納まりきれませんでしたが、ドン・ジョゼ1世の立派な像が立っていました。
ここはリスボン大地震が起きるまでマヌエル1世宮殿があった場所だそうです。 
ここから海を背にすると勝利の門があります。
この勝利の門の上には上る事ができるそうで、一番上の像の中にはヴァスコ・ダ・ガマも見られるそうです。 

勝利の門はアウグスタ通りの入り口でこの通りは歩行者天国で、色々なお店がありました。
このあたりはバイシャ地区と呼ばれ低地という意味です。 

またカイス・ド・ソードレに戻ります。
駅とアパートメントの中間くらいにリベリア市場があり、これはとても便利な市場でした。

白いドームがある建物がリベリア市場です。ちょうど駅前のトラム乗り場の向かい側にあたります。
2年前くらいに改装を経て、フードコートが併設され朝早くから夜遅くまで営業しているので、
私達は何度かお世話になりました。

市場部分は古く、一般的な市場と同じで色々な食材が売られています。
ポルトガルで食事をするたびに意外だったのは、色々なお料理にコリアンダー(パクチー)が使われている事 
市場でもたくさん売られていました。

 

 

コリアンダー(パクチー)は東南アジア料理、南米料理というイメージですが、そーかー・・・
植民地支配の時代と関係があるのかもね~? 

フードコート部分はとても新しく綺麗なスペースです。

リスボンの有名どころが一堂に集まり、ここに来れば汗だくでリスボン中を歩くこともないわけです
ただし本店のメニューと同じというわけではありません。
 

外にテラス席を持つお店もあります。

お土産屋さんもあり、有名な缶詰専門店、エッグタルトのお店もありましたから、わざわざエッグタルトを
買うためにベレンまで行って並ぶこともないわけです。
トイレも綺麗で、リスボンの名物イワシが描かれていました。

 

アパートから近かったので、お店を探すより喉が乾いたらここでビールを一杯とかトイレに行きたくなったら
市場に寄るなど便利でしたよ
フレッシュジュース、ワイン、地ビール、スィーツ単品で利用できるところが便利です。

リスボンのお土産を扱っているお店の紙袋が素敵でした

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。