これは美味い！東京ムスリム飯店＠錦糸町

おーオークモントでの全米オープンはダスティン・ジョンソンがついについにメジャー・チャンプとなった
ダスティンはあと一歩でメジャーチャンプ・・てな事が2度あり、
一つはとてもアンラッキーな、そして昨年の全米オープンでは目の前に優勝がありながら
最終ホールでありえないパッティング・ミス。
そしてリベンジを誓った今年見事に優勝

ここに来るまで精神的なものから、色々な悪い意味での依存症にもかかり
ゴルフをやれなくなった経験もある選手だ。
それがなんという強いゴルフで最終１８番のアイアンにはびっくり(@_@)
乗り越え、達成したダスティンおめでとう 

おめでとう！といいながら2月生まれのかりーさんは傷心なわけだ。
それは同じ2月生まれの我らが松山英樹が期待された全米オープンで箸にも棒にも掛からない
予選落ちしたからだ。（松山君は優勝したダスティンと予選ラウンド2日間は同じ組でした）

世界ランク600位台の無名選手が一時トップに立ちマキロイのようなビッグネームが
次々と名前を消した。
私のゴルフ観戦好きは、おそらくゴルフを見ていると人間というものを、
例えば人生になぞらえて考えざるを得ない、ある種、哲学的なスポーツだから・・という事があると思う。
そしてそれは聖書を読んでいるような感覚でもあるのだ

囲碁、将棋、チェスという様なボード上の自然版でもあると思う。
ボード上のストラテジーは、まったくイメージが湧かないけれど
自然の中のストラテジーにも興味が湧くのはヨーロッパの歴史的名将、
そして、今の大河ドラマ「真田丸」を面白く感じるのと同じ理由なんだろう。

力の中で技術力、体力、知力・・・ゴルフのビッグタイトルを獲るにはこれだけでは足りない。
逆にこれらが足りなくても、何の運命のいたずらかこのビッグタイトルを手にするラッキーも存在する。

しかし本当の世界のトッププレーヤー には、全ての力を持っても運と、それ以上に精神的な部分が
とても大きくのしかかるのだろう。
これは、この位置にいる者にだけかかるプレッシャー。
松山君は今の位置から本当の世界トップにある間の壁を前にあがいているのだろう。
メモリアル、全米オープンと全く彼らしくないプレーでの予選落ちで、
自信を失っている状態らしいけれど、これは私は早生まれにツキものの、
「自分に自信を持てない症候群」だと思っている。
世界ナンバー１になる為の全てを持っている松山英樹。
後は、彼自身がレクサスのCMで語っているように「どこまで自分を信じ切れるか」なのだと思う。
もうここまで来ると精神というものが、どのレベルにいるのかという次元なのだろうな～

まあ、若さというものは根拠のない自信が少しばかり現れては、そこから大きく振れて
自信喪失になるという繰り返しなのだろう。
みーんないっぱい悩んで大きくなるんだな 

信仰・・それは神と繋がるという事なんだろう。
いつでもそばにいて励まして下さり、全てを背負ってくださる神様はダメダメ人間の
私達にいつでも、手を伸ばしてくださっている・・・
そのダメダメ人間の私達が少しだけ、ほんの少しだけ手を伸ばせば神と繋がる事が出来る。
そうなれば、こっちのもの
自分だけで抱えている哀しみ、苛立ち等を神様に引き受けてもらえるのだ。
そうなると人間は強いんだよね、孤独だと思うから自分で何とかしなきゃと思うから辛いわけで。

だから松山君は自分をもっと信じて、ダメなときは神様のせいだと割り切れれば楽なのにな～と思う。

等と書きながら、信仰について語れるほど信仰心があるわけではないけれど、
世界には厳しい、厳しい戒律を守っている人達がいる。

その代表がイスラム教徒だろう。
飲食にも戒律が儲けられアルコールはもちろんダメ
豚肉はダメ！など私なんかは逆立ちしてもイスラム教徒にはなれないような戒律だらけ・・・

仏教も4つ足動物は食べちゃいけないんだよね？？？
なので日本でもイノシシを山クジラと呼び「4つ足じゃないよ～クジラだよ～」と
都合よく解釈し食べていたんだよね

日本でもイスラム教徒の観光客増加の影響もありハラール（イスラムに則った食品）認定
食品が作られるようになり、ハラール認定レストランも増えてきた。
浅草仲見世裏にはハラール認定ラーメン屋さんもあるものね。

そして、そしてですよ我が錦糸町にハラール認定レストラン「東京ムスリム飯店」が2年ほど前に開業した。 

ムスリムの中華を出すお店。
中華とムスリムが結びつかない箸袋には「清真料理」とある。
清真とは中華系のイスラム教徒の事らしい。
ランチは中華のバイキングで、私が狙っている羊料理は夜主体。
ウチの夫はこのようなエスニック系、怪しい系は全くダメな人なので、夜というハードルの高さで
なかなかこれなかった。まあ普通のお店でも行かない人ですけどね。

そうこうするウチに業界の方やら本場イスラムの方などのなかで評判がどんどん高くなり、
今では知る人ぞ知る人気店。

お店に入ると日本じゃないじゃ～ん
海外で行く中華料理店のようだ。予約があるかと聞かれ予約はしていないと答える。
運よく一つだけ狭い席が空いていて、まわりは外人だらけ
日本人は我々だけだったと思う。
小さな礼拝ブースも用意されていた。

メニューはこんな感じ。これは羊の部ね！

雑誌で見て楽しみにしていた茹で羊肉を是非、食べたかったんだ
ドリンクもかなりリーズナブルだったよ。

前菜の野菜はキュウリ、ピーマン、パクチーの和え物。

これが美味しい　ほのかな酸味とパクチーのほのかな香りがキュウリ、ピーマンの歯触りと相まって爽やか～

 

そして茹で肉のニンニクソースは、口の中でホロホロほどける柔らかさ
羊の匂いがしっかりして、それは嫌な臭さではなくこれぞ羊！という主張が感じられる旨さに変わる。
日本でこんなお料理が食べられるなんて～
もうこの一品だけで大満足だ。 

しかし贅沢をしてラムチョップのBBQも注文していたのだ。

ソースをつけずに食べてみた。
一度茹でてあるのだろう、とても柔らかい。
柔らかいだけでは無い。皮目はカリッとしていてスパイシーでこれまた中東的なお味でウンマイ
パリッとした皮と赤身の間の脂肪がとろーりとして、これまたいい感じ。
こんなウンマイBBQを日本で食べられるなんて～ 

そして1本、１５０円のケバブを・・・

いや～ん・・・なんというスパイシーさ
この日本にあるから、日本人も来るから・・・という事を全く考えていない完璧な日本離れな味が素晴らしい
これは素晴らしいお店にであったものだ←ハート多すぎ・・・

羊肉を使った水餃子が有名らしいけれど、今回は食べなかった。
麻婆豆腐も豚肉ではなく牛を使った珍しいもので美味しいらしい。
ランチはメインを1品頼み、サラダや麻婆などがバイキング形式になっているらしいので、
今度行ってみよっと

ここはね、エスニックというジャンルでは日本で経験出来得る最高峰だと思うな。
羊好きな人は絶対、行くべき
牛料理は食べてないけれど、羊がダメでも牛料理も、シーフードもあります。 

今度は辛い羊鍋を食べに行こうっと　あたり、あたり大当たりレストラン