さて、いよいよマチュピチュ遺跡に向かいます。
休養もしっかり取りホテルからすぐのバス乗り場に向かいました。
バスで遺跡入り口までは、およそ30分くらいですがバス料金は往復24US$
入山&バス料金で80$という高額
私達はマチュピチュに関しては全て旅行代理店に任せてあるのでバウチャーを持っていくだけ。
バス乗り場の近くにもチケット売り場はあります。
一般的にクスコからはバス+列車+マチュピチュ遺跡というルートですが、
若い外国人に人気なのはマチュピチュ村から10kmほどの所にある水力発電所からのスタンドバイミー・コース
という歩いて遺跡に向かうというコース。水力発電所からバス停がある村まで3時間ほどだそうです。
なぜにスタンドバイミーかというと線路を歩くから
クスコの街には、物凄く沢山の旅行代理店があり、クスコ~マチュピチュ村間のスタンドバイミー・ツアーを
取り扱っているらしいです。クスコから水力発電所まではバンで移動、そこから徒歩。
途中、高度が4,000mという区間を通り、なおかつ悪路の為高山病&車酔いもありかなりハードのよう・・・
マチュピチュ村からも歩いて遺跡まで向かう人々もかなりいました。
マチュピチュ遺跡に向かうバス10数台でピストン輸送しています。
乗車の際にはチケットとパスポートが必要。係りの方の誘導に従って乗車。つづれ織りの悪路を登るので、酔いやすい人は
前の方のシートを確保できれば良いのですが・・・
係員の指示で人数毎に制せられるので運ですね
飛び跳ねたり横に振られて遺跡入り口に到着~
これは帰りの人達ね。
遺跡に入るとトイレは無いので入り口に近くにある有料トイレ(1ソル≠33円)は大人気。
有料だけど、あまり綺麗ではありません・・・
日本語でガイドしてくれるペルー人の女性ガイドと落ち合いました。
混載ツアーという事で、もう1人、日本人男性が同じグループでした。
彼は会社を辞めて20日間???くらい南米を周っていると言っていました。日本に戻ったらしばらくは主夫をすると( *´艸`)
入り口横にあるマチュピチュ遺跡の発見者ハイラム・ビンガムさんのプレート。
アンデス地方は高度な文明が紀元前3000年前には興っていたそうですが、インカは12世紀くらいに興り15世紀には世界最大級の
黄金帝国となりました。
マチュピチュ遺跡も15世紀のインカのものだろうと言われています。
ただ発見されたのは、今からおよそ100年ほど前でハイラム・ビンガムさんが発見者です。
マチュピチュ遺跡と呼ばれていますが、これはビンガムさんが間違えてそう名付けたとも言われています。
その間違いが、21世紀の私にマチュピチュに対する混乱を生んだわけです。
マチュピチュとは英語の綴りで(スペイン語も全く同じ)「machu picchu」これはケチュア語(ネイティヴの言語)とほぼ一緒の綴りですが、
意味は「古い(老いた)峰」old peakっていう意味らしく、それに対してワイナピチュ(huaina picch)のワイナとは「若い、新しい」という意味です。
私は行く前にマチュピチュ遺跡はマチュピチュという山のテッペンにあるんだと思っていました。
実際に足を踏み入れるとガイドさんが「あれはマチュピチュ山です」と向こうの山を指さしてるじゃありませんか
おそらく上の写真、左上部の山~
マチュピチュ山の入場は無料なんだそうです。そうなんだ~それで思ったより軽装の方、お年の方、ハンディキャップのある方、
赤ちゃんをオンブ、抱っこした夫婦もいるわけだ~
「世界の遺跡、行ってみたらこんなとこだった」に出したいくらいだわ・・・
あれ?私だけ?こういう誤解をしていたのは???
マチュピチュ山の標高は3,010mでワイナピチュ山は2,720mです。
そしてピークとピークの途中にあるマチュピチュ遺跡の標高は2,430mです~
実はネットでマチュピチュ遺跡とマチュピチュ山の標高を調べたのですが、遺跡と山の標高をごちゃ混ぜに
しているサイトが殆どでした~
これは、私のような素人は間違っても当然だよね~
とは言っても標高が高い事は間違いありません。ただバスで2,000m以上の地点までは上がってくるので
めちゃくちゃハードってわけではないのです。
遺跡に入るとそこは既にTVや本で見たマチュピチュ~
遺跡の一番高い所にある三角屋根の建物は見張り小屋。
眼下に線路、駅、ウルバンバ川が見えます~
おー絶景、絶景~
絵葉書の様な遺跡~
下を見ると、ひぇ~
山腹をテラス状に設計したのですね~段々畑ともいうか・・・実際にこのテラスでは作物を栽培していたそうです。
護岸対策、耐震対策にもなっているそうで凄いね~
おウチや倉庫は茅葺屋根だったのね。
年齢が高い方も大勢いらしたけれど、この様な階段のアップダウンを繰り返すので終わりの方には足に来ます
太陽の神殿~ この遺跡で唯一、曲線で設計されています。
夏至と冬至には窓からの太陽光が直線となって差し込みます。
南半球なので夏至は12月、冬至は6月。夏至の太陽光は収穫の時を告げました。
土台は陵墓という事です。
皇帝のお部屋~ 壁にぽっかり空いている台形の穴は収納の場所なんだそうです。
皇帝の部屋とはいうものの仮説であって、二重扉、水洗トイレであろうと思われるものがある・・・それらの要因から
そう思われているってだけで。
動物発見
アンデスウサギというそうですが、チンチラなんだそうです~シッポが長い。
石切り場~花崗岩が使われているけれど、とても固いので穿つ為に黒曜石や石の割れ目に木の棒を入れ
それに水分を含ませ膨張力を使って割ったんだとか・・・気の長い話しだ。
写真を大きくしたら無駄にブログが長くなっちゃった
ほぼ同じような写真が続きますが続きは次回という事で