Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

ペルーレイルのビスタドームでマチュピチュへ@マチュピチュ旅行報告記その15

2017-07-30 08:28:46 | 2017年ペルー旅行

今回の旅行で学んだ事は、日本がいかに痒い所に手が届く国かという事だ。
その様な国で生まれ育っているので乳母日傘状態だ。
(ここで「おんばひがさ」の説明~ウチのお子ちゃんのような世代はなじみがない言葉でしょ?
特に幼児期に過保護に育てられるって意味よ~乳母が幼児が暑いと言えばすぐに日傘をさしてくれるっていうね)

何かトラブルが起こった時、「情報は誰かがくれるだろう」「対処は誰かが指示してくれるだろう」
「事の真相が分かるまで待っていれば、そのうちわかるだろう」という待ちの姿勢では何も得られないという事。
積極的に自分自身が動かなければ蚊帳の外に置かれるという事。

トラブルがunder wayでも「全て世は事も無し」に一見見えるという罠。

さて、いよいよ今回の目的であるマチュピチュに向かう朝。
昨夜のエージェンシーからの電話でストライキの影響で、このホテル内にあるウルバンバの駅には
乗車予定のビスタドームは停まらず、車で30分ほどのオリャンタイタンボ駅に行かなければならない事になり、
6:10分にロビーに待機になった。オリャンタイタンボ駅からは8時台の出発だ。

食事も終えチェックアウトを済ませて、再度レセプションで「ロビーで待てばいいのね?」と念を押す。
「ハイ、そうですよ~」という軽い感じ。
既にロビーには数組の旅行客がいて玄関前には中型のバンも停まっており、乗り込み、そして出て行った。

ここが日本ならば、どこかに張り紙などの掲示物で「本日のウルバンバ停車予定のビスタドームはオリャンタイタンボ駅からの
出発となります。乗車予定のお客様はロビーで待機ください。係員が順次ご案内いたします」とかなんとかありそうでしょ?
な~んにもない・・・
特にホテルのスタッフも、その件に関して呼びかけてる風もない。

これがいつもの様に全くの個人旅行で計画を立てていた場合、私はその情報を知りえたのだろうか
ホテル側から、その件に関して案内があったのだろうか
10分ほど早くなったロビー集合を知らず当初の時間にのこのこロビーに現れてもバスは待っていてくれたのだろうか
そして、その時初めて「へーストライキでオリャンタイタンボ発になったんだー」と分かるのだろうか

玄関前にはまた1台中型のバスが横付けになった。
そろそろ私達の時間だ。他の旅行者がロビーに現れてはそのバスに乗り込む。
だからと言って私達に「さー、来ましたよ~お乗りください」と誰も言ってはくれない。
しばらくしてボーイの1人が来て「ここで待っているのはなぜか?」というような事をきいてきたので
かくかくしかじかと話し「レセプションの女性がすべて把握しているはずよ」と言うと、そのボーイは
レセプションに確認に行き、その後そのバスに案内された
こういうのって、こういう事に関わるスタッフに周知されていると思っていた

逆に何も知らずロビーに現れた方が、すぐに「ビスタドームは変更になったのでこのバスに乗ってください」って
案内されたのかもしれない。
そんなこんなでバスも満杯になり、ホテルのスタッフ一名と共にバスはオリャンタイタンボ駅に向かった。

車内はスペイン語で溢れていた。スタッフの説明もスペイン語だ。その後、英語の説明もあったけれど。
30分ほどバスに揺られオリャンタイタンボの駅に到着。
スタッフの案内で駅の待合室まで来た。

この様な待合室がいくつかあった。
乗車予定時間までかなりあるので暇だったよ~
意外な事にここのトイレは綺麗だった。

乗車予定時間が近くなり駅員にチケットを見せると、私のコーチはA号車なのでその近くの待合室で待っていたほうが良いと
案内してくれた。

暖かい時には良さげなスケルトン待合室~ 陽の当たる所は暖かかったけれど。

乗車予定の1本前の列車はエクスペディションという列車。これは一番運賃がリーズナブルなタイプ。
展望タイプではない。


いよいよビスタドームは到着し乗り込むことに~

こうして改めて写真を見るとアジア系の人もいたのね・・・日本人ではなさそうだけれど・・・

 

車内~

おしい事に、最前列の次の席だった・・・それも進行方向とは逆だった・・・

車窓からの眺め~

とても雄大な景色に自然にウキウキ~

途中で朝食が出た。アンデスの織物のテーブルクロスを敷いてくれる。

お土産屋さんでも、この猫柄はたくさん見たな~

お隣とお向かいはご一家で家族旅行のようでした~
家族の会話を聞いていて思ったのは、日本と違って父親はウザがられていないという事。
会話の内容はスペイン語なので分からないけれど、父親は明るくおしゃべりしていた。
どうも足が悪いようで10代中くらいの美形息子が父親の歩行補助器の様なものを
甲斐甲斐しく当たり前のように持ち運びしていたのが印象的だった。

どちらにしてもマチュピチュに行くにはこのペルーレイルを利用するしか交通手段はありません。
車は規制されているようです。
全席指定で値段も高いのですが、この様式になる前は列車強盗などもあったそうで
観光客の安全を守るにはやはりお金という事になるのでしょう。

1時間半ほどしていよいよマチュピチュです~

 

 

 

 



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