私はなんの宗教も持たぬ者ですが、幼少時から縁があるキリスト教という
宗教には少なからず、興味があるわけで、クオ・ヴァディスも読んだわけで。
そこはサン・ピエトロ詣でをしないわけには参りません
ヴァチカン博物館の出口に続く螺旋階段。
ここをグルグルっと降りまして、サン・ピエトロへと参ります
博物館からはひたすらまっすぐ、まっすぐ歩きます。
ハイ!着きました~。
ローマ式円柱の上には増えてしまってどうしようもない聖人の像が
我々、小さな子羊を見下ろしています。
この中心に立つオベリスクはやはり、ローマの主要な広場に必ずあるオベリスクと
同じで1世紀にエジプトから運ばれたものです。
ここはペテロが逆さ刑で十字架にかけられ殉死した場所とされています。
イエスと同じでは、申し訳ないと自分から逆さ刑を申し出たのでしたね。
なんていうこった
全景がないではないの
とにかく、この広い広場をグルッと半分は抱え込む形になっている聖堂に
沿うようにお参りする人々の長ーい列が続いています。
しかし、予測したよりは早く約1時間後には聖堂内部に入る事ができました
あそこにも、ここにも聖人
何度も書いているけれど、写真じゃ無理よ・・・この世界で一番大きな
教会建築を映し出すのは・・・
中に入ると・・・
絢爛豪華なカトリックの世界が広がっています。
このネジネジの四本の柱はベルニーニ作「プロンズの天蓋」と呼ばれ
その真下はペテロのお墓になっています。
このお墓は数十年前の学術調査の結果、本当にペテロさんが
眠っているんだとか・・・
この前には聖ペテロの像もあります。ボケてますけどね
皆、並んでペテロ像にお祈りする時に、足を撫でるのでピカピカでした!
もちろん、私も撫で撫でしましたよ。
で、これが大祭壇の鳩の絵とペテロの椅子。
鳩はキリスト教のシンボルですね。ノアの方舟から放たれた鳩が洪水の
終わりを告げるためオリーブの枝を加えて戻って来たのでした。
そこから「平和」を意味するようになりました。
また鳩は「聖霊」をも意味しています。ヨハネがイエスに洗礼をさずけた時に
聖霊が鳩となって、イエスの所に来たと言う事です。
因みにもう一つの意味は「清純」。マリアを表してもいます。
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