サン・ピエトロを後にし、ここも私の好きなお城、サンタンジェロ城へと向かいます。
サンタンジェロ城は2世紀あの名帝のハドリアヌスが自分と
その後の皇帝の為に建てられて霊廟でした。
カラカラ帝までは使用したようです。
アウレリウスの時代に改築して要塞としての役割が大きくなったようです。
ジャーン
カッコイイ~でしょ?サンタンジェロ。(サンタンジェロ橋から写しました!)
Sant'Angeloと綴りますよ~。
なぜ要塞がこれらの大天使達に囲まれ「城」と呼ばれるようになったのか・・
それは、590年、ローマをペストが猛威をふるいました。
あのグレゴリウス暦で有名な法王グレゴリウス一行がこの前を通ると
大天使が現れ、ペストの終結を伝えたという事です。
やがてペストが終結し、そのお礼として上部に礼拝堂をつくり、
これ以降「サンタンジェロ城」と呼ばれるようになりましたとさ。
一番上にいる大天使ミカエルがまたカッコイイー!それに
こんなに天使達に見守られながら歩く橋の上もいい気分( ´∀`)
映画「天使と悪魔」の舞台にもなってるよね(*^^)vこことヴァチカンとは
地下で継っているんだって。
さて、これからどうするかと話し合った結果、ここから地下鉄で市内中心地に
出られるけれど、歩いてナヴォーナ広場にも行ける距離なので
歩く事に
ナヴォーナ広場は広いですよ。昔は競技場だったのですから。
有名な噴水が2つあり、これはムーア人の噴水。
もう一つはネプチューンの噴水。周辺は安くて美味しいレストランや
おみやげ屋さんもあります。
またまたここから歩いてパンティオンに向かいました
左端がパンティオン。
正面はこんな感じね・・ローマ式円柱。
このパンテオンは現存するローマ建築最古のものであり、世界最大の
石造り建築だ。パンテオンとは「すべての神々の」という意味。
最初のものは紀元前80年に火災で消失。
その後、紀元後118年にハドリアヌスが立て直した。
この内部の幾何学模様の素晴らしい天井は何なんだ!
1900年前のものですよ~。高度な設計技術という事は・・
数学も高度に進んでいたという事ですね~
夫なども「現代の技術すら、このレヴェルは無理じゃないか?」
なんて、驚いています。
キリスト教が国教となり内部は礼拝堂になったのですね。
あの有名画家ラファエロのお墓もこの中にあります。
パンテオンの外壁。古代ローマを偲ばせます。