クスコのホテルに荷物を預けてウルバンバへ出発~
マチュピチュへ向かうペルー・レイルに持ち込める荷物は飛行機内に
持ち込める荷物と同じくらいなので、大きな荷物はクスコに置いて行かなければならないの。
いつ高山病に見舞われるかもわからないので、とっととクスコより標高が低いウルバンバへ
移動~
3,400mのクスコから2,800mのウルバンバへは車で1時間半から2時間くらい。
このクスコの北西の街ウルバンバはインカの時代には一大穀倉地帯だったんだって~って今もか
この一帯は「聖なる谷」と呼ばれているんだよ。
1500年代にスペインが攻め込んできた時の最後の砦があったのが、この近くのオリャンタイタンボ。
ウルバンバという地名は、ここを流れているウルバンバ川から来ている。
ペルーは太平洋側に細長く張り付くように広がる国だけど、この川は太平洋に流れているのではなく、
アマゾンの支流なんだって。
マラスの塩田、旧農業試験場後もあり最近は観光地として脚光を浴びている。
このウルバンバには当初2泊する予定だったんだけど、帰りに利用しようと考えていた、あのオリエント急行の
南米版ハイラム・ビンガム号がその日にちだと売り切れだという
随分前から予約してたんだけどね~人気なんだね~7月だもんね・・・
それでウルバンバは1泊だけにして、最初の予定より1日早いハイラム・ビンガム号に乗車する事になったの。
まあね~それが正解だったわけだと後々、知る事となるのですが・・・
クスコを出発した車は市内よりもどんどん高度を上げている
最高高度3,800mまで達し、そこからは徐々に高度を下げ最終的に1,000mも低いウルバンバに到着した。
6,000m級のアンデス山脈を眺めながらのドライブとなります。
渋滞にも見舞われず2時間もかからず到着した。
「Tambo del Inka a luxury collection resort& spa」というのが長ったらしい正式名。
クスコからは全てエージェンシーが予約したホテル。
でもね、自分で予約したとしても、ここのホテルにしようと考えていたので良かったよ~
正面玄関からの雄大な眺め~
確か・・・2時前には到着したと思う。チェックインタイムは3時。
お部屋の用意がまだだという事で、お昼をまだ食べていなかったのでお昼でも食べようと思ったら
レストランの営業は終わっていた
まあさ、お腹も減っていなかったんだけどね。
それなんで、ホテルの敷地内を散歩する事に。
ロビーには巨大な暖炉がありました。
その横にはお茶の用意が~
高山病の予防になるというコカ茶があったので、さっそく飲みました~
干した葉っぱにお湯を入れたら、こういう味になるだろうっていう、そのままの味。
広いホテルだわ~1階はテラス付なのね。旅行会社任せだからね、こんな良いお部屋ではないでしょう・・・
このホテルにはペルー・レイルが停まるホームまであるから便利なのよ。
そうでなければ、車で30分ほどのオリャンタイタンボ駅まで行かなきゃならない。
明日の出発は早いのでホテル内の移動だけっていうのは楽チンだよね~
そろそろ3時・・・再びレセプションに行ってみると、なんとなんとなんと
あり得ない事を言われた~これも旅行会社任せの予約だからなんだろうか???
私達のお部屋の宿泊客がレイト・チェックアウトの為、お部屋が使えないというのだ
あり得ないよ~こんな事いわれたの初めてだよ~
だいたいさ、いつもの様にブッキングコムなどを使えば無料でアーリー・チェックイン、
レイト・チェックアウトも使えるのにさ~
予想してない事を言われるのはアップグレード位なのにさ~
チェックインの時間になってもお部屋は使えないってさ~
レセプショニスト曰く、5時までプラプラしててくださいねって
そりゃあ、不満なリアクションはしたよ~あり得ないよね~って言ったよ~
あちらは悪びれる様子もない。
しょうがないので、ホテル探訪をすべくプラプラ歩きだしたら、
「セニョリータ、セニョリータ」と呼ばれる私達・・・
こちらでは若くなくても「セニョリータ」と呼ばれます
まあ英語の「Msミズ」的な感覚なのでしょう、あまりパーヨロのように若くても、
誰にでも「マッダ~ム」というのと対極の様な。
思い返してみれば、この旅行でマダムと呼ばれたのは、あまりないかも???
どこに行っても「セニョリータ」だったな~
ならば本場スペインはどうだったかと考えてみたけれど、もはや思い出せない
話を戻してっと・・・追いかけてきたのは支配人であった。
支配人は胸のネームプレートを見せて名前を忘れないでねって言ったけど、
1分後には見事に忘れた・・・スペイン系にとことん弱い私・・・
「スペイン語は分かります???それとも英語ですか???」
「英語で~」
「お部屋がご用意できていなくて、大変申し訳ありません。それでセニョリータ、
スパなどはお好きですか???」
なんなんだ、このオッサン、スパの押し売りか
「まあね~スパが嫌いな人はいないでしょうね~」
「お部屋が空くまで、スパをご利用になりませんかもちろんサービスです。
スパやトリートメントお好きな物をご利用いただけますよ~気持ちよいですよ~」
「ほーーぅ。ただねそれは良いわね」
という事で、長旅で疲れた体をタダで癒せるなんて願ったり叶ったりだった。
最初からそういう提案をレセプションでしてくれたら良かったのにね~
で、マネージャーがスパの受付まで連れて行ってくれて「ごゆっくり」と去って行った。
さてスパだけれど私達は水着を持ってきていない
なのでトリートメントだけしてもらった。
プールね~
こんな景色に見守られながらのプールって良いわね~
あ~水着を持ってくるべきだった~
しかし、たっぷりとアロマテラピーを受けてウトウトして、逆に得した気分だった・・・
こういうホテルならお高いでしょうからね・・・うひうひ(≧▽≦)
長くなってのでお部屋の紹介はまた次回~
今回から写真が大きくなっております。
これからマチュピチュなどの雄大な自然が登場するので、小さな写真だと雄大さが伝わらないかと・・・