昨日はイタリアの地震被害が報じられ、熊本地震と同規模だと知り
日本と同じ複数のプレートに乗っている国の宿命なのだなと思いました。
耐震が進んでいる日本と違い、古い古い建物をリノベーションを重ね使用しているイタリアは
被害も大きいようです。
イタリア中部を旅すると小高いまるで天空のような土地に絵画の様に寄り添って立つ家々を見る事ができます。
それはイタリアらしいと思わせる景色でもありますが、今回被害が集中している
アマトリーチェもそのような村の様ですね。
一人でも多くの方の命が救われますように。
さて、旅行記に戻って・・・
ドイツ~スイス~イタリア~の流れだと肉、肉、肉となりミラノに着く頃には
和食が食べたくなるのでは?との予想のもとにミラノ最終日のディナーは高級日本料理店
「Finger's Garden」の予約を日本から入れて行った。
「finger's」グループはミラノに2店、サルディーニャに1店、ドバイかどこかにもあったような?
経営者の一人は元ACミラン監督のクラレンス・セードルフで、もう一方は日系ブラジル人の
シェフであるロベルト・岡部氏。
あの中田氏も日本酒を世界に広めるべく、このレストランでプレゼンをやったそうです。
ミシュランにも掲載という事で(星は取ってはいないけれど)期待していたの。
フィンガーズ・ガーデンの方はミラノ・チェントラーレ駅からはほど近いけれど、
ミラノ中心部ドゥオーモ辺りからは遠い。
地下鉄2路線利用でき駅からは近い立地です。
6名なのでタクシーで行き、20ユーロかかったかな~もっと安かったかな~その程度です。
8時に予約しましたが、まだ明るいです。
帰りにエントランスを写すとこんな感じ。
緑で囲まれ雰囲気満点なレストラン。
掘りごたつ席を予約。お庭の席も暗くなるととても素敵でした。
8時の予約なのに外はまだ明るい。暗くなる頃にはモデルさんのような女性を伴った
カップルで満席でした。
最初の一杯はビール。このお店は日本のビールしか置いていない。
突き出しはイカの酢味噌和え。日本の酢味噌和えとは似て非なるもの・・・
そこは創作日本料理のレストランですからね。(イカがとても柔らかくて酢味噌和えと思わなければ美味しいです!)
お魚のカルパッチョやらなんやら・・・日本以外で生のお魚の盛り合わせってサーモンとマグロがテッパンよね・・・
酢の物の内容もサーモン必須!
焼き物~和というよりフレンチ?まあ美味しいけれど。
巻物~これに期待していたけれど、新鮮な驚きは無かったな~無難。
フツーに美味しいけれどもうひと工夫欲しいかな?
メニューに「蕎麦」とあったので締めに良いかと頼んでみた。
「ホワット」
まあ、まあ、まあ・・・創作日本料理なんで
焼きそばの様で焼きそばじゃない・・いや?焼いてる???
わからん・・・お蕎麦だと思わなきゃ、そこそこ美味しいかな???
とにかく雰囲気が素敵なお店だったので状況によってはおすすめですが、
実は・・・我々は全然、和の気分ではなかったという事は旅行前には分からなかった事で。
もっとイタリアン、本場のイタリアン、プリーーーズだった
今、これを書いていて事情が許せば今すぐにでもイタリアに行ってイタリアン食べたいと
思っております
タクシーを呼んでもらってホテルまで帰りました。
ミラノの夜に輝く満月が綺麗だったな~
一日も終わりに近づいた頃ドゥオーモ辺りをお散歩しました。
昼間の賑わいが嘘のように静かなドゥオーモでした。