◇エコ検定受験講座における、気になるポイント整理「その12」です。
◇今週は、第21回問題の演習による学生の習得状況から、必要な項目を整理していきます。
◇総論的には、相変わらず、環境政策関連の問題に弱さが目立ちます。
◇ポイント①:生物多様性国家戦略
・1993年発効「生物多様性条約」実行のために1995年に最初の「生物多様性国家戦略」策定。
・2008年に「生物多様性基本法」を施行し、「生物多様性国家戦略」を位置づける。
・同時に、「生物多様性地域戦略」を策定。
・2012年「生物多様性国家戦略2012‐2020」を閣議決定、2020年短期目標2050年長期目標設定。
・「生物多様性の4つの危機」、「生物多様性に関する5つの課題」の整理。
・100年先を見通した「自然共生社会」における国土のめざす方向性やイメージを提示。
◇ポイント②:環境教育推進の流れ
・1975年「ベオグラード憲章」により、環境教育の目的や内容を明確にし世界に影響を及ぼす。
・1997年「第3回環境教育世界会議」の「テサロニキ宣言」の中に盛り込む。
・ESDとは、「持続可能な開発のための教育」という考え方。
・2002年ヨハネスブルグサミットで「ESDの10年」を日本政府と市民団体の共同提案。
・「ESDの10年」とは、「国連・持続可能な開発のための教育の10年」である。
・2015年から「ESDの10年」の後継となる政策枠組み「GAP」が策定され、現在に至る。
・「GAP」とは、「ESDに関するグローバル・アクション・プログラム」のことである。
・国内法としては、2003年に「環境教育推進法(旧法)」が誕生。
・2011年に「ESDの10年」の動向も勘案し、改正法として「環境教育等促進法」が成立。
・同法により、環境教育の指導者の育成に関する認定登録制度」が設けられる。
◇ポイント③:再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)
・「再生可能エネルギー特別措置法」に基づき2012年7月開始。
・再生可能エネルギーによる発電された電力を対象とする。
・国が定める期間・価格で電力を電力会社が買い取る事を義務付けする。
・買取に必要な費用は、「再生可能エネルギー賦課金」として電気料金に上積みする。
・各家庭や需要家が電気使用量に応じて負担する。
・2017年4月から、同法改正により、入札制度へと移行している。
2018年11月16日 by SHRS(シュルズ)「一級建築士、CASBEE評価員資格者、エコ検定合格」
◇今週は、第21回問題の演習による学生の習得状況から、必要な項目を整理していきます。
◇総論的には、相変わらず、環境政策関連の問題に弱さが目立ちます。
◇ポイント①:生物多様性国家戦略
・1993年発効「生物多様性条約」実行のために1995年に最初の「生物多様性国家戦略」策定。
・2008年に「生物多様性基本法」を施行し、「生物多様性国家戦略」を位置づける。
・同時に、「生物多様性地域戦略」を策定。
・2012年「生物多様性国家戦略2012‐2020」を閣議決定、2020年短期目標2050年長期目標設定。
・「生物多様性の4つの危機」、「生物多様性に関する5つの課題」の整理。
・100年先を見通した「自然共生社会」における国土のめざす方向性やイメージを提示。
◇ポイント②:環境教育推進の流れ
・1975年「ベオグラード憲章」により、環境教育の目的や内容を明確にし世界に影響を及ぼす。
・1997年「第3回環境教育世界会議」の「テサロニキ宣言」の中に盛り込む。
・ESDとは、「持続可能な開発のための教育」という考え方。
・2002年ヨハネスブルグサミットで「ESDの10年」を日本政府と市民団体の共同提案。
・「ESDの10年」とは、「国連・持続可能な開発のための教育の10年」である。
・2015年から「ESDの10年」の後継となる政策枠組み「GAP」が策定され、現在に至る。
・「GAP」とは、「ESDに関するグローバル・アクション・プログラム」のことである。
・国内法としては、2003年に「環境教育推進法(旧法)」が誕生。
・2011年に「ESDの10年」の動向も勘案し、改正法として「環境教育等促進法」が成立。
・同法により、環境教育の指導者の育成に関する認定登録制度」が設けられる。
◇ポイント③:再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)
・「再生可能エネルギー特別措置法」に基づき2012年7月開始。
・再生可能エネルギーによる発電された電力を対象とする。
・国が定める期間・価格で電力を電力会社が買い取る事を義務付けする。
・買取に必要な費用は、「再生可能エネルギー賦課金」として電気料金に上積みする。
・各家庭や需要家が電気使用量に応じて負担する。
・2017年4月から、同法改正により、入札制度へと移行している。
2018年11月16日 by SHRS(シュルズ)「一級建築士、CASBEE評価員資格者、エコ検定合格」