◇エコ検定受験講座における、気になるポイント整理「その15(最終回)」です。
◇このエコ検定ワンポイント講座も、今日で一応、締めようと思います。
◇今朝の新聞で、世界気象機関(WMO)から、CO2濃度が過去最高になっているとの記事です。
◇12月2日からのCOP21の展開に影響がありそうです。
◇もう、パリ協定のレベルでは、地球温暖化は防止できないのだろうか?
◇ということで最後のエコ検定受験講座を終え、学生の演習結果を踏まえ弱点を整理していきます。
◇ポイント①: 環境ラベルの整理
・ISO14000シリーズ(国際標準化機構)では、環境ラベルを3つのタイプに分類しています。
・環境配慮型製品の判定基準を制定し、学識経験者等の第三者が認証する「タイプⅠ」
・企業や業界団体が独自の基準を設定し、基準適合を自己宣言する「タイプⅡ」
・製品の環境負荷をLCAなどで定量的データを表示して判断を購入者に委ねる「タイプⅢ」
・公式テキストで読み込めないのは、「エコリーフ」が「タイプⅢ」であること。
・重要なのは、「エコマーク」などの「タイプⅠ」の、良く目に入る環境ラベルを知ること。
◇ポイント②:地球温暖化のリスクとフロンのリスクを混同しない
・オゾン層が薄くなり、生物のDNAにダメージを与えることは、フロンに関する問題。
・地球環境問題には違いないが、地球温暖化問題ではないので、注意が必要。
・地球温暖化問題は、二酸化炭素を軸とするGHG(温室効果ガス)増加へのリスク対策です。
・GHGは、二酸化炭素だけでなく、温室効果の強いメタン等も含まれる。
・新聞報道によれば、二酸化炭素が産業革命前比で1.5倍(405.5PPM)
・新聞報道によれば、メタンが約2.6倍
◇ポイント③:環境活動主体の整理
・自助:個人や家庭の自分たちで行う事
・共助:近隣や地域社会、NPO主体で行う活動
・公助:行政が主体となって行う活動
◇ポイント④:日本のエネルギー政策は3E+S
・経済効率性の向上(Economic efficiency)
・安定供給の確保(Energy security)
・環境への適合(Environment)
・安全性(Safety)
◇ポイント⑤:2020年度に向けての循環型社会形成推進基本計画の3つの数値目標
・資源生産性(入口):資源生産性=国内総生産(GDP)÷天然資源等投入量
2020年度目標は46万円/t
・循環利用率(循環):循環利用率=循環利用量÷(循環利用量+天然資源等投入量)
2020年度目標は17%
・最終処分量(出口):2020年度目標1,700万t
◇マスメディアからの地球環境問題の情報整理を継続しながら、今後も整理していきます。
◇その情報を基本に、2019年も、新たな気持ちで「エコ検定」の解説にチャレンジします。
◇桜の花が満開になる頃に、このブログ講座も再開したいと思っています。
2018年11月23日 by SHRS(シュルズ)「一級建築士、CASBEE評価員資格者、エコ検定合格」
◇このエコ検定ワンポイント講座も、今日で一応、締めようと思います。
◇今朝の新聞で、世界気象機関(WMO)から、CO2濃度が過去最高になっているとの記事です。
◇12月2日からのCOP21の展開に影響がありそうです。
◇もう、パリ協定のレベルでは、地球温暖化は防止できないのだろうか?
◇ということで最後のエコ検定受験講座を終え、学生の演習結果を踏まえ弱点を整理していきます。
◇ポイント①: 環境ラベルの整理
・ISO14000シリーズ(国際標準化機構)では、環境ラベルを3つのタイプに分類しています。
・環境配慮型製品の判定基準を制定し、学識経験者等の第三者が認証する「タイプⅠ」
・企業や業界団体が独自の基準を設定し、基準適合を自己宣言する「タイプⅡ」
・製品の環境負荷をLCAなどで定量的データを表示して判断を購入者に委ねる「タイプⅢ」
・公式テキストで読み込めないのは、「エコリーフ」が「タイプⅢ」であること。
・重要なのは、「エコマーク」などの「タイプⅠ」の、良く目に入る環境ラベルを知ること。
◇ポイント②:地球温暖化のリスクとフロンのリスクを混同しない
・オゾン層が薄くなり、生物のDNAにダメージを与えることは、フロンに関する問題。
・地球環境問題には違いないが、地球温暖化問題ではないので、注意が必要。
・地球温暖化問題は、二酸化炭素を軸とするGHG(温室効果ガス)増加へのリスク対策です。
・GHGは、二酸化炭素だけでなく、温室効果の強いメタン等も含まれる。
・新聞報道によれば、二酸化炭素が産業革命前比で1.5倍(405.5PPM)
・新聞報道によれば、メタンが約2.6倍
◇ポイント③:環境活動主体の整理
・自助:個人や家庭の自分たちで行う事
・共助:近隣や地域社会、NPO主体で行う活動
・公助:行政が主体となって行う活動
◇ポイント④:日本のエネルギー政策は3E+S
・経済効率性の向上(Economic efficiency)
・安定供給の確保(Energy security)
・環境への適合(Environment)
・安全性(Safety)
◇ポイント⑤:2020年度に向けての循環型社会形成推進基本計画の3つの数値目標
・資源生産性(入口):資源生産性=国内総生産(GDP)÷天然資源等投入量
2020年度目標は46万円/t
・循環利用率(循環):循環利用率=循環利用量÷(循環利用量+天然資源等投入量)
2020年度目標は17%
・最終処分量(出口):2020年度目標1,700万t
◇マスメディアからの地球環境問題の情報整理を継続しながら、今後も整理していきます。
◇その情報を基本に、2019年も、新たな気持ちで「エコ検定」の解説にチャレンジします。
◇桜の花が満開になる頃に、このブログ講座も再開したいと思っています。
2018年11月23日 by SHRS(シュルズ)「一級建築士、CASBEE評価員資格者、エコ検定合格」