表題は3月22日の試験放送の第一声。
7月22日は愛宕山の新しい局舎から本放送が始まった日です。
NHKの前身「東京放送局」の初代総裁 後藤新平は記念式典に於いて、放送の目的と役割を
「第1は文化の機会均等 (ラジオは都市と地方、老若男女、各階級の間の壁を撤廃して、あらゆるものに電波の恩恵を均等かつ普遍的に提供する)、第2は家庭生活の革新 (従来、慰安娯楽は家庭の外に求めるのが常であったが、今やラジオを囲んで一家団らん、家庭生活の真趣味を味わうことができる)、第3は教育の社会化、第4は経済機能の敏活化である」と述べた。
現会長とずいぶんと違うもんですね。
昨日、亡くなられた永六輔氏はテレビの創成期から活躍された人だったが、
テレビの影響力の強さに不安を抱き、ある時期から
テレビの影響力の強さに不安を抱き、ある時期から
「ラジオは聞く人を支配しない。農業や林業の現場でも聞かれるし、心地よく吹く風のようなもの」
現下のテレビの状況を見抜かれていたんですね。
現下のテレビの状況を見抜かれていたんですね。
永六輔氏のご冥福を祈ります。