I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

新規開拓 その2

2006年10月18日 | 五島のお話

                椿の木と半泊の海

新規開拓ドライブの続きです

今回の目的地間伏(まぶし)を訪れた後、以前一度だけ行ったことのある半泊(はんとまり)へ。こちらも地元の人もあまり行かないという福江島の秘境のような場所です。私たちが見た限りでは、民家の数はわずか4軒ほど。教会があるので昔はもっとたくさん人が住んでいたのでしょうけどね

                   

半泊の海岸は玉砂利の浜で、水もとってもきれいです 浜の傍らでおもしろい看板を見つけました

                  

                 残さないで! 足跡以外は残さないで
                 とらないで! 写真以外はとらないで
                 捨てないで! 思い出とゴミ空缶などは捨てないで

なんともインパクトのある看板でしょう?ただ注意するだけの文言じゃなく、ユーモアのあるところが人の興味を引くのでしょうね 私たちも思わず声に出して読み上げてしまいました。そうそう、その通り。ゴミも思い出もちゃんと持ち帰らないとね 

                   

きんなご網代も間伏もそうでしたが、この半島一帯は砂浜ではなく玉砂利の浜が多いようです。その中でも特に半泊の浜はきれいな模様の入ったステキな石が多いように感じます。「写真以外はとらないで」とのことだったので、写真にだけおさめてきました

                   

きれいな石の他にこの浜で目立っていたのは大きな大きな貝殻。石に混じってゴロゴロと転がっていました。浜によって落ちているものが違うところがまたおもしろいですよね 浜辺にはホソバワダンの他にも変わった花が咲いていましたよ。

 

右側のナスのような花を咲かせる植物の説明は改めてすることにして、次は秋の気配が深まる鬼岳に向かいます

                   

夏に訪れた時は芝生が青々としていた鬼岳も、今はすっかり秋色に染まっています。コチラは山頂から眺めた様子。ここまで来ると以前火口だった所を見ることができるんですよ 写真の右側が火口です。

                   

コチラは山頂に登る途中から見た展望台側の風景。福江の町を一望することができます。

         
         

秋の鬼岳で見つけた愛らしい植物たち。山肌一面にはえるススキの根元をよく見てみると、その中でも一際可愛い紫色の花をいくつも発見しました

                   

その花の正体は…?                 

 

リンドウ科のリンドウです 以前見たフデリンドウはもっと小さくて春咲きでしたが、元祖リンドウは今が見頃。本州、四国、九州の山や丘陵地に自生しているそうなので、山に登る機会があればちょっと足下に注意して歩いてみてください。夕方になると花が閉じてしまうので、日の当たる時間帯に探すことをオススメします

                   

最後は鬼岳から沈みゆく夕日を眺めて今回のドライブはおしまい。この日の夕日は次の日の快晴を予告するようなきれいな夕日でした 久々にチハルちゃんに会えたし、新たなステキスポットも発見できたし、とっても楽しく充実した一日でした

チハルちゃん、今度はゆっくり遊びに来てね!待ってるよー。またね