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自然の中で見つけたステキなモノ

嵯峨島探険 ~男岳(おだけ)編~

2006年10月19日 | 五島のお話

                    男岳山頂を目指して

先週naoと三井楽町の嵯峨島(さがのしま)に行ってきました!

嵯峨島は福江島の西側に浮かぶ小さな島で、三井楽町の貝津港から定期船で約20分ほどで着くところにあります。私が前から行ってみたかった場所の一つです

嵯峨島行きの船は一日4便(土日祝日は3便)。半日あれば島を歩いて一周できそうだったので、9:10発の始発で行って16:00発の最終で帰ってくることにしました。ちょっとだけ早起きして、ちょっとしたお弁当を作り、ワクワク気分でnaoの車に乗って8:20頃福江を出発! 

                   

約30分で到着した貝津港の乗船場には、普段は福江港から出ているサンセットクルーズ船「ソレイユ」が繋留されていました。どうやらオフシーズンはこちらで活躍しているようです。

                   

こちらはソレイユの船内。定員は30人くらいかな?この日は二人で貸し切り状態でした

                   

船は波しぶきをバンバンあげながらあっという間に嵯峨島に到着!まるで遊園地のアトラクションのようで楽しかったですよー

                   

まずは港にある案内図で今日のルートを確認します。案内板には島の説明もありました。

                           嵯峨島

『嵯峨島は、三井楽半島の西約4㎞沖に浮かぶ南北約3.3㎞、東西約1.3㎞、面積約2.8㎢のひょうたん形の島です。この島は北部の男岳(151m)南部の女岳(130m)の二つの火山が複合してできた島で、熔岩と噴出した堆積物によって形成されており、嵯峨島火山海食崖千畳敷海岸島のすばらしい自然景観から西海国立公園の特別保護地区および特別地域に指定されています。また島内には東シナ海を遠望しつつ海食崖を一望できる展望所や園地、歩道等が整備されているため、歩いて散策することができます。』

とのこと。嵯峨島のことがだいたいお分かりになりましたか?さぁいよいよ嵯峨島探険に出発最初に目指すのは北部に位置する男岳(おだけ)山頂です

                   

港から歩いて10分もしないうちに嵯峨島教会が見えてきました。ここも隠れキリシタンの島だったのでしょうね。日曜日でちょうどミサが行われていたので、中に入ることはできませんでしたが、外観は木造瓦葺きで日本風の教会でした。少し高台にあるので、眺めがとてもよかったです

                  

教会を見学した後は、一路男岳山頂を目指します。ところどころこのような木のトンネルがあって、しばらく山道が続きます。

                   

登り始めて30分くらいたった頃、一つ目の休憩所を発見!まだ全然疲れてなかったので、そのまま通過しました。

 

道端でツワブキや色鮮やかなカラスウリを見つけました。ツワブキの黄色い花が見られるのももうそろそろかな?

                   

山頂に近づいてきた頃、最終目的地の女岳がはっきりと姿を現しました。まだまだ探険は始まったばかり。女岳まで頑張るぞぉ

                  

角度が急な山道には、このように木の階段が続いていて、歩きやすくなっています。道の両脇に木が立っている場所では、立派な蜘蛛の巣に何度も引っかかりそうになりました それもまた山歩きの醍醐味ということで、蜘蛛の巣と格闘しながら山道をどんどん登っていきます。

                   

二つ目の休憩所に辿り着きました ここまで来ると山頂は目の前です

                   

歩き始めて約1時間、最初の目的地男岳山頂に着きました!360度見渡す限り真っ青な海が広がってます。島だから当たり前ですけどね

                 

男岳山頂、標高151メートル。鬼岳の半分くらいの高さです。ここでは家から持ってきた梨とお茶でちょっと休憩しました 水分補給はこまめにね!

                   

やっぱりこの時期はススキがきれいですね 秋晴れの太陽の下、キラキラと輝いています

                   

男岳山頂で休憩した後は、二つ目の目的地千畳敷(せんじょうじき)へと向かいます。さて、どんな絶景が私たちを待っているのやら