ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

新盆

2006-09-25 | 考えたこと
今年は義母の新盆。

四十九日の前後だって
義弟も亭主もできる限り実家に行って
いろいろやってきたけれど

ここへきて もう、無理、ということになった。



お盆の頃は
我が家は仕事が忙しい。

義弟のところでは
義妹の実家の親御さんが
義母の四十九日を待ってくれていたかのように亡くなり、
そちらの面倒も見なくてはならない。

義母の実家でも新盆。

私の実家も・・・お盆は格別。



当地もそうだが
お盆見舞いというのがあって
親しい人たちは 親戚でなくてもお焼香に来る。

お菓子やジュースなどを包んで待っていて
お包みを置いていく人に渡さなくてはならない。

まして 新盆(しんぼん・あらぼん、=はつぼん)では
それなりの人数が亭主の実家に来ることだろう。

葬儀の日にも、
それから 葬儀の前後にも
昔義母の世話になった、とか
義母が○○委員の時に世話してもらった、とかで
予想以上に人が訪れてくれていた。

この危機を 義父ひとりに押し付けるわけにはいかない、
そう思っていたら

新盆のための荘厳をお願いしたお店で
信頼できる人を紹介してくれる、という。

それはありがたい、と甘えてみたら
お店の社長婦人がやって来て
てきぱきとお茶を出し、
受け取るものを受け取っては
渡すものを渡し、
とても助かった。

という話だ。

義妹は無理だったが
義弟はできる限り実家におり、
なんとかやり過ごすことができた。

我が家が亭主の実家に向かったのは
例年通り 当地の送り盆が過ぎてからだった。



画像のサギソウは その時 義父にもらってきた。

以前にももらったのだが 消えてなくなってしまったので。

毎年 この頃に花を咲かせる、
不思議な造形の花。