ケベックリタイヤ日記

ケベックでリタイア暮らし。ながらえば憂しとみた世も今は忘れた。毎日悦びの種をみつけてぽりぽりかじりたい。

ササゲ

2019-08-10 08:35:23 | 菜園
 朱色の紅さすごとくササゲ咲く

 今朝の新聞で、都会型農業(ビルの屋上などで野菜作り)を政府が推進するようになっという記事があった。ケベックで初めてセジェップ(日本の短大にあたる)に「都会型農業」というプログラムが導入された。農業を都会に住む一般市民でもという動きが紙面をにぎわすようになった。

 今年、トマトを鉢植えにしてみた。良く育ちます。ミニトマトの繁殖はすごいのでこれは地植え。それにしても手のひらにのるちっちゃな苗木からぼうぼうと育つミニトマト。おやつ代わりに食べてます。来年も植えます。サラダに、ピザにトマト好きの夫は喜んでます。



 今年初めて植えたササゲ、綺麗な朱色の花を咲かせ感動しました。菜園をはじめてから野菜の花の美しさに目を瞠ってます。オクラはまだ咲いてませんが楽しみです。ケベックの夏は短く、ピーマン、ナス、ブロッコリーは終わりが近づいてます。少しづつ片づけに入ってます。ほうれん草は2回目の種まき、育つかな。

フランケンシュタイン

2019-08-06 11:36:27 | 菜園
 果樹なれどフランケンシュタインの家族なり

 梅の木が欲しかった。梅干しをつくるように。園芸屋さんに相談したら、私には難しいとほのめかした。代わりに花咲けど身をつけぬリンゴの木に受粉樹となるべくもう一本植えることを勧められた。いろいろ見ながら不思議なリンゴの木を説明され買った。一本の木に3種のリンゴがなるんです。接ぎ木の技術により可能になったとのこと。リンゴのフランケンシュタイン。ついでに同じタイプで3種の違った実をつける梨の木も買いました。もしうまくゆかなかったら相談にのっていただけます。

 めったにないけれどスーパーで梅の実を買えます。今日たまたま見つけて即買い、念願の梅干しつくりしました。初心者でも簡単にできる昔ながらの製法というのを参考にしました。つまり塩たっぷりです。

以下、フランケンシュタインのリンゴの木と梅干し作りです。



山人(やまびと)

2019-08-01 08:18:42 | 菜園
 裏庭に山人まねて路つくる

 宮本常一の書に「山に生きる人びと」という著作があり、その書き出しは、旅行する折、車窓からみえる小道を見るたびに浮かんでくる。書き写すのが大儀なので写真にとり載せた。

 小さな裏庭なれど、夢としては樹木や花や野菜が共存する茫々たる園に小道があちこちにあり散策すること。毎年いじりながら、ああしようこうしようと夢は膨らむ。さて、ただいま朝8時過ぎ、今週はレストランオーナーがヴァカンスに入りお休みなので園芸店に遊びに行く。

朝8時の菜園、さやえんどうは鈴なり、蜜を吸うに無我夢中な蜂さん、宮本常一の「山に生きる人びと」より。