元気色

急に寒くなり小雪もちらほら。これから長い長い冬暮らしが始まる。コロナで年金削減になるかもなど有難くないニュースが続くが幾らかでも明るい気分になるようインテリアを少しづつ元気色にしている。クッションカバーとテーブクロスを買った。ショッピングセンターのブチックの閉店が相次ぎ、どこもかしこも50パーセント、７０%、８０%の値引きが見られる。二つで日本円で3千円ほど。これまで使用しているテーブルクロスは30年もの、一番新しいので10年近い。いろいろな思い出ありで捨てる代わりにペンキ塗り用の敷物にする。来週は夫の事務所の大きな机や家具も処分することになりこれからは軽く丈夫で2人で移動できるものに取り替えます。



一昨日昨日とおやすみで菜園の始末をし球根を植えるための土壌作り。今日はお仕事、何があるんだろう。15年働いてる一番古株のジョアンヌさんに「毎日何か一つ驚くことあるよね」というと「驚くことがないと、それが驚きだったりしてね」とのお答え。一昔前だったら私泣いてたよなーと思う場面でも回復が早くそんだけ鈍くなったのか太々しくなったのか。ともあれ、いくら食事に気をつけても体重が増えてきた夫に比べ私はそのまんま。職場で最高年齢、奇異の目で見られなくもないが気にしない。日本旅行を目に浮かべるとワクワクするので頑張れるし、正直このお仕事今んとこは気に入ってます。

初雪

初雪が降った。コロナ第二波による政府の営業禁止令（スーパーやショッピングセンター等を除くレストラン、ジム、映画館など）が11月28日まで延期となった。カンボジアナレストランもテイクアウトのみとなり先週まで働き2、3週間分の在庫準備をした。売れ行き次第で1ヶ月は休めそう。レジダンスは新規の女子大生のお陰でやっと3日勤務になりやれやれ。

10月初めから続くあれこれの禁止制約生活で外部との接触をほぼ絶たれたレジダンスの住人達に微妙だけれど変化が起きている。一言で言うと切れやすくなった。配膳が遅れたことに1人の男性が私に怒鳴った、周囲も聞いていてあまりの剣幕に涙が滲んだ。パーキンソン病がある方できっと身体の具合が悪かったんだろうと自分に言い聞かせ何事もないように仕事を続けたが、キッチンシェフがレジダンスの住人は従業員を尊重し、従業員はレジンダンスの住人を尊重しなければならないと言うエチックモラル（倫理）という規約書を持ってきて、許せない彼に突きつけるという。シェフの怒りがすごくて必死に止めに入った。日本に仏の顔は3度までという諺があるので今回はそっとして欲しいとお願いした。私のために怒ってくれたその気持ちだけでありがたかった。女子大生のアレキシアちゃんにも似たようなことがあり気が強い子だし若いだけに涙は浮かべないけれど「うんざり、うんざり」を繰り返した。

それでも何故働くかというと働くようになってから体調が良く心身ともに元気が出てきたんです。プールも閉鎖で3週間近く泳いでなくて体力を心配したのですが大丈夫。多分、狛鼠の様に動き回るからなんでしょう。働いてる最中は何も考えないし
次から次とすることがあり没頭、夜は爆睡。また60人ちょっとの従業員の職場なので色々あり社会の縮図の世界に身を置いてるようで心なしか血の巡りが良くなったような。小銭が入るのも嬉しい。

注文の多いレストランでなく注文の多い老人、ハローウイーン には化け猫の扮装してお利口にしないと食っちゃうぞと脅かしてやりたい。

今日は3日勤務後でお休みだった。チューリップ、水仙、ヒヤシンス、ニンニクなど春球根を植えようと思っていたが一日中雪降りでおこもり。死ぬまで続くような断捨離をチンタラチンタラ、断捨離が生活の一部になってます。

ありゃりゃ

ある日突然自分のブログにアクセスできなくなりあれこれ手を尽くしてもいかんせん、G OOに窮状を訴えるべくメールしても待てど暮らせど返事なし、こりゃしばらくブログから離れなという助言と受け取り諦めてました。ほんの数えるほどの読者、自分ですら読み返すことのないブログ、何で書き続けるのと問うてみた。そしてしばらくブログから離れようと思っていたら今夜GOOからメールがありアクセス可能になったとのこと。何でブログを書くの❓と再度問うて見たけど仕事疲れでおつむが回らない。こうしてアクセス可能になったということはまた書いたらいいんじゃないというお答えか❓またぞろ気が向いたら書こうかな。明日はお休みで明後日はレストランでお仕事。これから爆睡タイムにアクセス。おやすみなさい。

大物か、はたまた

一昨日昨日と19才の女子大生と2日間働く。やる気がないし仕事は鈍いしすぐ辞めるわよと噂されてたのが続いてます。バンクーバーにあるサイモンフレーザー大学で国際関係を学ぶ2年生、コロナで休校となり7月にモントリオール近郊の実家に戻ったけれど自活したく知人の伝でこれまで一度も訪問したことのない当市にスチューデイオを借りたばかり、生活費を稼がなければならないので辞める気ないしこのお仕事好きなんだって。授業はオンラインで休憩時間もスマホで聴いてます。授業内容を見せてくれたけどチンプンカンプン。ご両親の仕事の関係で中高を英語系の学校で過ごしてるので英仏バイリンガル、スペイン語とアラブ語を普通会話レヴェルに話します。こういった若者はざらにいるので別に驚きはしないけれど。

この娘っ子、あまりのマイペースぶりにお局さまたちカンカンです。3日間の研修後まがりなりにも仕事を任されるのが研修日が5日間と延びました。午前10時仕事開始に今日はこれとこれがあなたの担当ねと言うと「今オレンジジュースを飲みおわってから」と悠々たるもんです。汗をかく仕事なので5種類のジュースやミルク、紅茶、コーヒーなど飲み物は好きな時に飲めて無料です。自分の担当なのに間に合わないので、私に向かってサラダを準備して頂戴と命令調、「国際関係を学ぶ以前に人間関係学ぶ方が先決じゃないの」とは言いませんが何かとカチンとくる態度。2日目の日、お局さまがボスに文句言ったのか事務室に呼ばれてゆきました。それからがすごいんですよ。変身ーです。やればできるじゃんみたいな同じ娘っ子とは思えない仕事ぶり。若いから記憶力も良いし仕事はスピードアップ、ピチピチギャルだし、ヨボヨボのご老人には腕を貸し席まで案内するしでたちまち人気者。この娘っ子、大物かはたまた、、、お局さまたちにきつく叱られようがポーカーフェースで一向にこたえてる風もない、外交分野で働きたいとのこと、このくらい図太い神経が必要なのかも。また最初からボスに働く日を指定してきたとの事、お局様達、それを聞いてまた頭にきてる。内心この大物ぶりにお局さま軍団の負けー。

大物ぶりがいれば私は小者、前世が小作人か、はたまた奴隷かと思うほど小鼠のようにチョロチョロ走りまくってる。娘っ子のノロい仕事をフォローすべく通常の倍動いても、彼女の辞書に感謝という言葉あるんだろうか疑うほどに早速見つけた私のミスを指摘する。再度言いたい、国際関係とは人間関係なりと。

今日は一日レストランだった。いつまでもこうした働きづくめの暮らしはしたくないけれど、どこかヤケクソになってコロナの行方と共に私の行方は❓❓❓です。

ヒナゲシ

はや10月。仕事が増えて肉体労働の日が続いてる。働いて寝るだけ、爆睡で寝たかと思うと朝がきてる。久々のおやすみ、ほったらかしにしておいた菜園の始末に入る。感動したのは種から撒いたヒナゲシがたった1本だけ花を咲かせたこと。薄い朱色の絹地がそよいでるよう。暖色系が少ない菜園なので来年はヒナゲシコーナーを設けます。ヒナゲシと言えば懐かしいヒナゲシこっくりこの歌が浮かびYOU TUBUで見つけました。ヒナゲシの歌で検索すると原曲の訳もでますよ。



衣食住に流行があるように、園芸分野でも新しい傾向として植物の生成を楽しむ花壇造りが始まってます。つまり、ビニールハウスなどで育てた花を花壇に植え替え、突然美しい花壇が現れるこれまでのスタイルから、その土地にあった植物を選び種を撒き、時間と共にやがて芽が出、蕾をもち、花開き、枯れ、冬籠に入るという植物の生のサイクルを楽しむ、そういった庭園デザイナーのコンセプトが先端だそうです。

今年、2年ぶりにリンゴが10個ほど実をつけました。諦めてたので自然の営みに驚くばかりです。もちろん無農薬、これまで食べたリンゴで一番おいしい。自然無農薬リンゴ栽培家木村秋則さんのリンゴの味もこんなかなー。



オクラが豊作でいまだに咲いて実をつけてます。来年はこちらもオクラコーナー設けます。



新顔のイギリスデイジー 、いつまでも可憐に咲いて増やしたい。



明日も仕事で、新しく入った19さいの女子大生と働きます。どうか辞めないでねと願うばかりです。