上げ潮の若き才人春かおる
時差の関係でに日本の伝統芸能番組はこちらでは土曜の朝放送。あたかも週一、劇場に足を運ぶ気分で待ち遠しく、ひととき芸の世界に遊ばせていただき幸せです。昨日は4人の若手邦楽家の紹介で、邦楽との出会いが高校時代とか大学時代とか、あるいは看護士として現役で働いているという経歴もさることながら、すばらしい演奏で、自分の表現力のなさ故、ただただ瞠目させられとしか言えません。
トップバッターは琴、「PRIZM」の演奏に、ドビュッシーの曲をクラヴサンで弾いているような邦楽とは思えない西洋クラッシックを聴いてるようでした。伝統芸能が時代と共に新たに再生する場に居合わせたようでした。舞台衣装もご自分でデザイン縫製されるんですね。
2番手は尺八、尺八演奏がオーボエの音とだぶりました。尺八もご自身で製作されるんです。
3番手は日本舞踊。清元の演奏に合わせ踊ります。私はバロック音楽が好きで良く聴くのですが、ガボットとか、メヌエットとか、ジーグとか、もともとはダンス曲なんですね。今は曲だけ聴いているのですが本来は踊りと切り離せなくて、それも肉体を酷使しなくても誰でも練習すれば踊れるゆったりした人間の身体リズムにあった踊り。こちらに移民した当初は、昔からの朗らかなヌーヴェルフランス時代のダンスを普通に踊っていました。その光景を目にすることは少なくとも義家族からは消えました。
4番手は沖縄琴、沖縄琴は柔らかくのんびりしているのが特徴とのこと。看護士として老人ホームで働きながら全国邦楽コンクール初出場でいきなり金賞という快挙。老人ホームでもたびたび演奏するとのこと。このような生き方もあるんですね。生活のための生業と芸との二束わらじ。
今回の放送に、伝統芸能イコール民族芸能としてあった思いが、いや、西洋音楽も民族芸能ではないかと思いました。時代はヨーロッパ文化ヘゲモニーから目がさめつつあるのな。
50代に比べ60代ブログが激減するのは、体力、視力激減で、あれも書きたいこれも書きたいでも、ざっと演奏家の名前を記録するだけでもおつむがついてゆかずまにあわないんですよ。文がまずいぶん、映像で補おうと思ってたのですが、それもめんどくさくなったので、これからは適当に簡単に書きます。
時差の関係でに日本の伝統芸能番組はこちらでは土曜の朝放送。あたかも週一、劇場に足を運ぶ気分で待ち遠しく、ひととき芸の世界に遊ばせていただき幸せです。昨日は4人の若手邦楽家の紹介で、邦楽との出会いが高校時代とか大学時代とか、あるいは看護士として現役で働いているという経歴もさることながら、すばらしい演奏で、自分の表現力のなさ故、ただただ瞠目させられとしか言えません。
トップバッターは琴、「PRIZM」の演奏に、ドビュッシーの曲をクラヴサンで弾いているような邦楽とは思えない西洋クラッシックを聴いてるようでした。伝統芸能が時代と共に新たに再生する場に居合わせたようでした。舞台衣装もご自分でデザイン縫製されるんですね。
2番手は尺八、尺八演奏がオーボエの音とだぶりました。尺八もご自身で製作されるんです。
3番手は日本舞踊。清元の演奏に合わせ踊ります。私はバロック音楽が好きで良く聴くのですが、ガボットとか、メヌエットとか、ジーグとか、もともとはダンス曲なんですね。今は曲だけ聴いているのですが本来は踊りと切り離せなくて、それも肉体を酷使しなくても誰でも練習すれば踊れるゆったりした人間の身体リズムにあった踊り。こちらに移民した当初は、昔からの朗らかなヌーヴェルフランス時代のダンスを普通に踊っていました。その光景を目にすることは少なくとも義家族からは消えました。
4番手は沖縄琴、沖縄琴は柔らかくのんびりしているのが特徴とのこと。看護士として老人ホームで働きながら全国邦楽コンクール初出場でいきなり金賞という快挙。老人ホームでもたびたび演奏するとのこと。このような生き方もあるんですね。生活のための生業と芸との二束わらじ。
今回の放送に、伝統芸能イコール民族芸能としてあった思いが、いや、西洋音楽も民族芸能ではないかと思いました。時代はヨーロッパ文化ヘゲモニーから目がさめつつあるのな。
50代に比べ60代ブログが激減するのは、体力、視力激減で、あれも書きたいこれも書きたいでも、ざっと演奏家の名前を記録するだけでもおつむがついてゆかずまにあわないんですよ。文がまずいぶん、映像で補おうと思ってたのですが、それもめんどくさくなったので、これからは適当に簡単に書きます。