明日の飛行機で里帰り。母の認知症が進みまだ私を認識できるうちに会いたくて。一週間みっちり働き一か月分のストックはできた。オーナーが母へお土産買うようにとお見舞金かねて多めにお給料下さった。誰にも会わず、ずっと母の側にいようと思ったが、夫も姉も高い旅費かけてくるんだから少しは楽しみなと言ってくれて、落ち着いたら友達に会ったり、もしかして旅行することも考えてJRパスを一週間だけ取った。2年に一度、夫と旅行兼ねた里帰りが恒例だけど今回は私一人の里帰り。一年一年、いろいろなことがある。
枯れる花色あせる花落ちる花
花の最期にもいろいろあり、グラジオラスはゆっくりときれいに枯れてゆき最後は干し菜のように萎びる。紫陽花は徐々に血色を失ってゆくように色褪せ廃人のようになる。立葵は満開の後の椿のようにぽとんと落ちる。
今週は多めに仕事するので、しばらく庭仕事できない故、トマトは青いまま収穫しピクルスに。球根を植え替えたり、チューリップを植えたり花の始末に入った。すこしだけ花を摘み部屋に飾るといい匂いが立ち込める。
お隣さんがやってきてミニ植物園みたいだねとコメントしたら、夫が、まだまだそのうちジャングルになるよとの返事。菜園を始めてから、リンゴやナシの木を植えてから、鳥やリスや蝶々や蜂が4年前に較べたらいっぱいやってくるようになった。特に蜜蜂が多いので来年は蜂蜜作りをしようと思う。家でも出来るようにと蜜箱を貸し出しおまけに養蜂を教えてくれるところがあるんです。
花の最期にもいろいろあり、グラジオラスはゆっくりときれいに枯れてゆき最後は干し菜のように萎びる。紫陽花は徐々に血色を失ってゆくように色褪せ廃人のようになる。立葵は満開の後の椿のようにぽとんと落ちる。
今週は多めに仕事するので、しばらく庭仕事できない故、トマトは青いまま収穫しピクルスに。球根を植え替えたり、チューリップを植えたり花の始末に入った。すこしだけ花を摘み部屋に飾るといい匂いが立ち込める。
お隣さんがやってきてミニ植物園みたいだねとコメントしたら、夫が、まだまだそのうちジャングルになるよとの返事。菜園を始めてから、リンゴやナシの木を植えてから、鳥やリスや蝶々や蜂が4年前に較べたらいっぱいやってくるようになった。特に蜜蜂が多いので来年は蜂蜜作りをしようと思う。家でも出来るようにと蜜箱を貸し出しおまけに養蜂を教えてくれるところがあるんです。
梅を干し赤紫蘇を干し青菜干し
日本から残暑の厳しさと大停電のニュース。こちらはもう秋、朝夕は10度以下でカーデイガンやジャケットを羽織ってる。去年の冬は厳しく11月初めに雪が降り、降り続け、ほぼ7カ月が冬だった。毎年どんな気候になるのか予想がつかない。店頭にチューリップやヒヤシンスなどの春咲き球根が出始めた。地面が凍る前に植え付けよう。チューリップの街オタワの光景が忘れられず、ここにあそこにチューリップを植えようと場所を作る。こちらは梅雨がなく空気が乾燥しているので、梅を干しながらふと、そうだ何でも干してみようと思い立った。二回目の梅を干し、赤紫蘇を干し、ついでに青菜も干してる。一日目。保存食と言うとこちらは瓶詰のことだが日本の知恵を拝借しよう。今年大根を植えなかったが来年は植えて切り干し大根つくろう。
菜園を始めてから福岡正信さん言うところの一家4人が自給自足できるに一日4時間の農作業で十分という事を確信する。お隣のニューブランズイック州で夫婦共働き子供二人の家族が日曜菜園から始めて、ついには鶏や牛を飼いバターまで作るにいたりほぼ100パーセント自給生活に入ったルポルタージュがあった。またフランスの貧困街の市長が集合住宅の空いている駐車場の半分を菜園にし、とにかく市民の食生活を守るといったルポルタージュもあり、食の危機感を本能的に感知してるのかと思う。
新しい集合住宅モデルで暮らすデンマークやケベックのルポルタージュがあり、一言でいうと未来のコミュニテイーの姿。つまり個人生活の自由の確保と共同体との併存をいかにするか。その集合住宅は多様な世代が住んでおり、各世帯にキッチンあれども一階は大きな共同食堂がある(月一回の食事会から今は週一回になっている、もちろん自由参加で準備は子供から大人まで参加者全員がする)。様々なアトリエがあり、老人が子供に大工仕事や機械整備など教えたり、お婆ちゃんは編み物や裁縫を教えたりしてる。もちろん大きな菜園もあり老若男女で世話をする。住人の一人がこんなことを言った、一家に一台芝刈り機なんていらないよ。共有できるものは共有し、トランポリンやプールなど、一家に一つでなく集合住宅に一つでよい、安くあがるし場所も取らない。ご主人を失くされ一人になった老婦人がお屋敷から引っ越してきて、なにより安心感があるとあると話していた。集合住宅で孤独に暮らすのではなく、もちろんひきこもっててもOKだけれど、人恋しくなったら一階に行って一緒に食事すればよいし、何よりも子供や赤ちゃんの姿があるってイイなと思う。
たぶん、権力者にとって国民ひとりひとりが孤独でバラバラなのって有難いと思う。人が集会を開いたり、考えを交換したり、交流が活発になり自治体が独立していっては困るのかな。フランスで自治体の独立を目指す市長に圧力がかかってると言っていた。
福島で、放射能が種に影響なしということで日葵に目を付け、ひまわりを村の産業とすべく向日葵を植え、油を取り、殻を燃やし燃料にし、村の電気をまかない、住民の交流の場を設け、異種業者が意見を交換し、外部からも様々な専門家を招き相談にのっていただき、ゆくゆくは自給自足を目指す自治体のルポルタージュがあった。
あたらしい形の村が再生されつつあるのを感じる。
日本から残暑の厳しさと大停電のニュース。こちらはもう秋、朝夕は10度以下でカーデイガンやジャケットを羽織ってる。去年の冬は厳しく11月初めに雪が降り、降り続け、ほぼ7カ月が冬だった。毎年どんな気候になるのか予想がつかない。店頭にチューリップやヒヤシンスなどの春咲き球根が出始めた。地面が凍る前に植え付けよう。チューリップの街オタワの光景が忘れられず、ここにあそこにチューリップを植えようと場所を作る。こちらは梅雨がなく空気が乾燥しているので、梅を干しながらふと、そうだ何でも干してみようと思い立った。二回目の梅を干し、赤紫蘇を干し、ついでに青菜も干してる。一日目。保存食と言うとこちらは瓶詰のことだが日本の知恵を拝借しよう。今年大根を植えなかったが来年は植えて切り干し大根つくろう。
菜園を始めてから福岡正信さん言うところの一家4人が自給自足できるに一日4時間の農作業で十分という事を確信する。お隣のニューブランズイック州で夫婦共働き子供二人の家族が日曜菜園から始めて、ついには鶏や牛を飼いバターまで作るにいたりほぼ100パーセント自給生活に入ったルポルタージュがあった。またフランスの貧困街の市長が集合住宅の空いている駐車場の半分を菜園にし、とにかく市民の食生活を守るといったルポルタージュもあり、食の危機感を本能的に感知してるのかと思う。
新しい集合住宅モデルで暮らすデンマークやケベックのルポルタージュがあり、一言でいうと未来のコミュニテイーの姿。つまり個人生活の自由の確保と共同体との併存をいかにするか。その集合住宅は多様な世代が住んでおり、各世帯にキッチンあれども一階は大きな共同食堂がある(月一回の食事会から今は週一回になっている、もちろん自由参加で準備は子供から大人まで参加者全員がする)。様々なアトリエがあり、老人が子供に大工仕事や機械整備など教えたり、お婆ちゃんは編み物や裁縫を教えたりしてる。もちろん大きな菜園もあり老若男女で世話をする。住人の一人がこんなことを言った、一家に一台芝刈り機なんていらないよ。共有できるものは共有し、トランポリンやプールなど、一家に一つでなく集合住宅に一つでよい、安くあがるし場所も取らない。ご主人を失くされ一人になった老婦人がお屋敷から引っ越してきて、なにより安心感があるとあると話していた。集合住宅で孤独に暮らすのではなく、もちろんひきこもっててもOKだけれど、人恋しくなったら一階に行って一緒に食事すればよいし、何よりも子供や赤ちゃんの姿があるってイイなと思う。
たぶん、権力者にとって国民ひとりひとりが孤独でバラバラなのって有難いと思う。人が集会を開いたり、考えを交換したり、交流が活発になり自治体が独立していっては困るのかな。フランスで自治体の独立を目指す市長に圧力がかかってると言っていた。
福島で、放射能が種に影響なしということで日葵に目を付け、ひまわりを村の産業とすべく向日葵を植え、油を取り、殻を燃やし燃料にし、村の電気をまかない、住民の交流の場を設け、異種業者が意見を交換し、外部からも様々な専門家を招き相談にのっていただき、ゆくゆくは自給自足を目指す自治体のルポルタージュがあった。
あたらしい形の村が再生されつつあるのを感じる。
北国は秋風にひらく向日葵よ
向日葵が咲くともう秋。去年ひまわりの種をとり小屋にほっぽりばなしにしておいた。試しに今年植えたら元気な花を咲かせてる。真冬にマイナス30度にまでも下がる小屋で生き延びていた。なんという生命力。
菜園の始末に入っている。体力が落ちるばかりなので毎日ひとつづつ。昨日は菖蒲の植え替え、トロピカル植物ジャスミンを室内に移動。今日はキューリの後始末。疲れを感じない楽しいと思えるところでストップ。実母も義母も80過ぎて、一日根つめて働き一週間ぐらい寝込んでたのを見てるので一日8時間労働でなく、毎日1時間労働で8日かけることにしてる。これぞ働き方改革。庭仕事の嫌いな夫の手をかりずにできるので夫も満足。
ここんとこ来客が相次いだ。まずはボランテイア仲間の2人の女性を夕食に招待。ああ、ケベックだなーと思うのは二人とも70過ぎていて2回離婚している。それでワインが進むにつれて一人がボーイフレンドを探してるけどいい男に出会わないと言う。彼女曰く「女はね、やはり触られなければ干からびるのよ。恋って大事なの。」こちらではいくつになっても恋する。離婚、再婚、再再婚なんてありふれてる。子供さん達も離婚したご両親にボーイフレンド、ガールフレンドができないと心配する。寂しくないのかと。その幸福追求エネルギーに脱帽。
高校資格取得学校に通うダイアナがこれまで通り週一遊びに来たいと言う。が、お互いの時間がかみあわない。それで朝8時15分から休憩はさんで10時15分までがお互いに都合がつく時間帯。夫と来るか来ないか、かけをした。二人とも「あのすっぽかしの名人でいつまでも眠りたい姫がくるわけがない。」どっこい来ました。彼女とのおしゃべりはいつだって刺激的。なんでこの娘はそれこそ何でもしってるんだろう。毎回長くて3ページほどのテキストを用意し、一緒に読み、わからないところを教えてもらうのだが、IN FINと言う意味がわからないというとラテン語なんだって、フランス語でFINALEMENTにあたると言う。歌が大好きでポルトガルと吟遊詩人の歌手二人を紹介してくれた。
朝ご飯を食べてないというので(朝は食欲ないとか)せめてトーストとミルクぐらいとりなというとこくんとうなづいた。目玉焼きにハム、チーズ、フルーツをそえるとペロリと平らげた。授業料払ってないので、朝ご飯ぐらいですむなら私には安いもんです。夫は朝っぱらから大変じゃないかというけどとんでもない。ダイアナから出張授業受けてるようなものです。彼女の教え方はとても上手い。そして12月にはれて高校卒業資格を取れる予定。
向日葵が咲くともう秋。去年ひまわりの種をとり小屋にほっぽりばなしにしておいた。試しに今年植えたら元気な花を咲かせてる。真冬にマイナス30度にまでも下がる小屋で生き延びていた。なんという生命力。
菜園の始末に入っている。体力が落ちるばかりなので毎日ひとつづつ。昨日は菖蒲の植え替え、トロピカル植物ジャスミンを室内に移動。今日はキューリの後始末。疲れを感じない楽しいと思えるところでストップ。実母も義母も80過ぎて、一日根つめて働き一週間ぐらい寝込んでたのを見てるので一日8時間労働でなく、毎日1時間労働で8日かけることにしてる。これぞ働き方改革。庭仕事の嫌いな夫の手をかりずにできるので夫も満足。
ここんとこ来客が相次いだ。まずはボランテイア仲間の2人の女性を夕食に招待。ああ、ケベックだなーと思うのは二人とも70過ぎていて2回離婚している。それでワインが進むにつれて一人がボーイフレンドを探してるけどいい男に出会わないと言う。彼女曰く「女はね、やはり触られなければ干からびるのよ。恋って大事なの。」こちらではいくつになっても恋する。離婚、再婚、再再婚なんてありふれてる。子供さん達も離婚したご両親にボーイフレンド、ガールフレンドができないと心配する。寂しくないのかと。その幸福追求エネルギーに脱帽。
高校資格取得学校に通うダイアナがこれまで通り週一遊びに来たいと言う。が、お互いの時間がかみあわない。それで朝8時15分から休憩はさんで10時15分までがお互いに都合がつく時間帯。夫と来るか来ないか、かけをした。二人とも「あのすっぽかしの名人でいつまでも眠りたい姫がくるわけがない。」どっこい来ました。彼女とのおしゃべりはいつだって刺激的。なんでこの娘はそれこそ何でもしってるんだろう。毎回長くて3ページほどのテキストを用意し、一緒に読み、わからないところを教えてもらうのだが、IN FINと言う意味がわからないというとラテン語なんだって、フランス語でFINALEMENTにあたると言う。歌が大好きでポルトガルと吟遊詩人の歌手二人を紹介してくれた。
朝ご飯を食べてないというので(朝は食欲ないとか)せめてトーストとミルクぐらいとりなというとこくんとうなづいた。目玉焼きにハム、チーズ、フルーツをそえるとペロリと平らげた。授業料払ってないので、朝ご飯ぐらいですむなら私には安いもんです。夫は朝っぱらから大変じゃないかというけどとんでもない。ダイアナから出張授業受けてるようなものです。彼女の教え方はとても上手い。そして12月にはれて高校卒業資格を取れる予定。