昨夜ネットのニュースで日テレのアナウンサーが
謝罪・・・と載っていたが
詳しいことが書かれていなかった。
今朝の道新でその内容が分かり愕然とした。
アイヌ民族を描いた作品を紹介した直後
お笑い芸人が「この作品とかけまして、動物を見付けた時と
解く」と謎かけをして
「あ、犬」と続けた。
放送では発言に「アイヌ」とふりがなを付けたテロップまでが出た
そうである。
おぞましい・・・。
日本テレビは
「担当者が差別に当たるという認識が不足し、放送前の確認も
不十分だった。速やかに再発防止に努める」とコメント
したそうだが
人の心の痛みを知らぬ輩の放送はもう見たくもない・・・
この番組は見たこと無いけれどネ。
コタンの会代表者の清水裕二さん(79)
「私は小学三年で初めて差別された。同級生に言われたのが
まさに今回の問題発言だった。母親に話したら、半狂乱
になったことを覚えている。それを今、全国放送するとは怒りで
体が震える。この発言が差別になることを知らなかったとしても許される
問題ではない」
私も怒り心頭・・・許される問題ではない。
朝日新聞・・・ネットより
日本テレビ本社=東京都港区
日本テレビは12日、同局系の情報番組「スッキリ」でアイヌ民族を傷つける不適切な表現があったとして、同日のニュース番組内でおわびした。
問題の発言は、動画配信サービス「Hulu(フールー)」の番組を紹介するコーナーであった。アイヌ女性のドキュメンタリー「Future is MINE ―アイヌ、私の声―」を紹介した後、お笑い芸人の脳みそ夫さんが「この作品とかけまして動物を見つけた時ととく。その心は、あ、犬」と謎かけをした。番組の放送後、SNS上などで「本当に許されないこと」などと批判の声が多く上がった。
北海道大学アイヌ・先住民研究センターの北原モコットゥナ●(小文字のシ)准教授によると、民族名に「犬」という言葉をかけて、侮蔑することは昔から続いてきたという。「放送を見て、集中力が下がって仕事が手につかなくなった。前後の説明を見れば、好意的に紹介しようという意図があったことは分かるが、長年多くの人々のトラウマとなってきた言葉が流れてしまったことは重大だ」と指摘。「本来は多様性の大切さを扱った映像。この件が大手メディアが国内の重要なトピックに対して大変鈍感であることの問題として取り上げられることを望む」と話した。
日本テレビは取材に「当該コーナーの担当者にこの表現が差別に当たるという認識が不足しており、放送前の確認も不十分でした。その結果、正しい判断ができないまま、アイヌ民族の方々を傷つける不適切な表現で放送してしまいました」と説明。「アイヌ民族の皆様、ならびに関係者の皆様に深くお詫(わ)び申し上げるとともに再発防止に努めてまいります」などとコメントした。(宮田裕介、大野択
発言した芸人をネットで調べた
とんでもない男だ
犬という言葉がアイヌの人々を侮蔑した言葉と知っての
発言だろう・・・情けない。