オルバン首相は、ロシアのナロードニキの思想である人民主義に共感しているのでしょうか、以前からヨーロッパ議会でポピュリスト党が躍進し、EUに方針転換を迫ることを望んでいるそうです。
プーチンロシア大統領が人民全体の利益の増進を目指していると思っているのか、オルバン首相はプーチン大統領との関係を維持しているそうです。
「EUは茶番」を敷衍すれば、国連も茶番ということになります。国の上に来る国々の組織はすべて茶番ということになります。辛辣な批判です。
オルバン首相は、ロシアのナロードニキの思想である人民主義に共感しているのでしょうか、以前からヨーロッパ議会でポピュリスト党が躍進し、EUに方針転換を迫ることを望んでいるそうです。
プーチンロシア大統領が人民全体の利益の増進を目指していると思っているのか、オルバン首相はプーチン大統領との関係を維持しているそうです。
「EUは茶番」を敷衍すれば、国連も茶番ということになります。国の上に来る国々の組織はすべて茶番ということになります。辛辣な批判です。
これらの国は国連安保理常任理事国です。国際法を重視して当然の国です。ところがすべて利害で動き、法を軽視しています。常任理事国の資格はありません。反対に世界の迷惑です。国連の面汚しです。法から見ると、平気で矛盾する価値観で動いています。
しかし、そのほかの国もほとんど利害で動き、常任理事国の不法を問題にしません。これでは国連は機能しません。
世界の人々は国に期待できないということを悟るべきと思います。いかに個人はこの無法世界で生きるかが重要だと知るべきです。国がよくないと自分は不幸とか、国を改善することは容易ではないから自分は不幸と考えていたら永遠に不幸だと思います。
ガウタマ・シッダールタにせよ、イエス・キリストにせよ、国論を論じていません。戦乱の時代、個人はいかに生きるべきか考えました。ゆえに仏教やキリスト教は国をこえて通用する世界性をもち、今日においても非常に多くの人々に学ばれています。
中国が愛国主義教育を制度化したそうですが、中国は国家主義の権化です。国際法を重視する訳がありません。世界秩序を重んじると言うが、重んじる訳がありません。
人々は国主義では決して世界平和をつくることはできないと悟るべきです。人間性を重んじる世界の人々が世界に通用する法を考え、自分が自由と勇気をもって実践すること、このような人が増え、国をこえて世界に通用する法を議論し、実践する団体を形成することが必要だと思います。
国連加盟国ではなく、国連総会決議に基づいて設立された常設国連機関は、国連職員が働いていますが、所属が国連と言うことで自国の利害とは無関係に国際法に基づいて動いているので、未来型だと思います。無数のNPOが、貧困問題、医療問題、環境問題、産業問題、人権問題、平和問題などを論じて国をこえて啓蒙活動、反対運動、推進運動などを行っており、国を動かすほどの影響力を持つようになりました。これも未来型で希望のもてる活動です。
国の活動とは違った、人々の活動が世界を動かしつつあると思います。
世界平和を実現するのは国々ではありません。間違いなく人々です。自分もその一人と認識し、国論に空しい時間を割くのではなく、無法国いっぱいの時代、自分はいかに生きるか、人主義で考えることがだいじと思います。
一見、国を動かせば大きな力が出ると期待しますが、国は人々のことを考えて動かないので、期待外れで、とんでもない結果が待ち受けていることがほとんどと思います。