心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

日本保守党が持っている危機感

2023年10月18日 | 世界

日本保守党は、自民党・公明党が、アメリカとの関係、政府の税収不足に関する財務省の心配、所属企業発展が阻害されるとの経団連の心配を優先して、日本の中核をなしている日本文化、日本人が軽視されていることを深く憂いています。

私は、新世界を夢見ていますが、世界の各地域の民族性を否定していません。非常に長い年月をかけて成り立っている地域の民族性を否定して世界の各地域を民族混合社会にすることは社会混乱の原因になると思っています。世界に通用する法の追求を重視していますが、各地域の民族性尊重は世界法の中で重要な法にすべきと思っています。

たとえばクルド民族のように、国なく、長くまとまりがあった民族社会を国境で分断され、自由交流を阻害されていることは問題と思っています。国境があっても、国は行政区、戦争で国土を拡大することは犯罪とする法を確立することで、分断された民族が自由交流できるようにすることは重要と思っています。

長くパレスチナ人が住んでいたパレスチナに、パレスチナ人が反対したのに軍事力を使ってアメリカ、イギリス、フランスなどが、ユダヤ民族のイスラエル建国を支援し、パレスチナ人を迫害される側に置いたことは犯罪と思っています。爾来、パレスチナ人が命をかけて反イスラエルで戦ってきたことは必然性があると思っています。

この必然性は、なんとユダヤ民族の神の意志、天罰、大半の世界の人々が心にいだく価値観ではないでしょうか。だから今ではアメリカですら、アメリカの人々はパレスチナ人に同情しています。ユダヤ民族やイスラエルとの関係を優先するアメリカの政治家は、人々とは違い、利害関係で動き、世界に通用する法を無視します。

私が、新世界をつくるのは国ではない、人々だと言うのは、各国の政治家が動かしている国は、世界に通用する法を無視するという現実を踏まえての主張です。

それでは日本保守党が日本の人々を幸福にするかと言うと疑問です。この政党は、自民党・公明党より防衛力強化を主張しています。「強い日本」重視です。日本文化、民族としての日本人を重視することはいいのですが、軍事力を重視するあまり、日本人の民生を破壊する恐れが非常に大きいと思います。

戦前日本の軍国主義を思い出すといいと思います。日本人は貧困化しているのに世界の強大国と張り合い、日本帝国と言って、アジアで国土拡大を行い、まさに天罰を受け、戦争でアメリカなどに負け、敗戦後78年がたったのに未だに日本はアメリカの属国です。自由平等平和の国になっていません。

歴史を深く考察し、知識を活かして世界に通用する法を考えることがだいじと思います。利害関係で動いているだけでは政治に矛盾、二重基準などが多く、国と国は同盟したり、戦争したりすることを続けるでしょう。人々は、国の同盟も不安、戦争も不安というみじめな状態に苦悶します。

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