3章
未来の章
「人生は他人との競争ではない。
自分自身と繰り広げる長期レースだ。」
どんな職業を
選ばなければならないのか
わからない人たちに
大学の卒業を前にして、あるいは就職した後にも
どんな職業を選択しなければならないか
本人はよくわからないと言う人たちがいる。
いったんこれからお話をしたい。
よくわからないこと、皆さんのせいではありません。
私たちは小学校のころから終始注入式教育を受けて
高3の時、成績に合わせて、適正とは関係なく大学と専攻を選択して
夏休みには語学の勉強と各種資格をつるために、
他の人がみなやっているスペックをつむことをしてきました。
しかし、そうやってみると、一度も自分自身が何を面白がって
何に意味を感じたのか、ちゃんと経験したことがありません。
だから、当然わからないでいるしかありません。
こんな場合、次の3つをしてみてください。
一つ目、今でも絶対に遅いとか、遅れたのではありません。
今から本当に多様な経験を最大限多くしてください。
奉仕活動もしてみて、旅行も何箇所か行ってみて、
アルバイト、インターシップも何箇所か行ってみてください。
文化生活もして見て、
普段習いたかったのに、習えなかったことも習ってみてください。
宗教生活もしてみて、弱者のために戦うこともしてみて、
外国人の友達とも付き合ってみてください。
多様な経験をしてみると、
自分が何をする時、楽しくて、意味を感じるかわかるようになります。
人が教えてくれなくても、自分の道が見えます。決して時間の浪費ではありません。
二つ目、多様な本をたくさん読んでください。
地下鉄でスマートフォンばかり一生懸命やらないで、本を読んでください。
エッセイ、国内外の旅行本、ファッション、マーケティング、世界経済と関連した本、
小説とか詩集、心の修行、児童教育、自己啓発、東西の哲学書、
最近流行しているトレンドに関する本など、
時事、経典、漫画、心理学、スポーツ関連の本など、
選り好みしないで読んでください。
本は世の中を眺める目を深く広くしてくれ
多様な間接経験をさせてくれます。
三つ目、恋愛を一生懸命してください。
自分を好きになってくれる人、自分が死ぬほど好きな人、
種類別に会うことができるならば皆に会ってください。
会わなくてもいい人たちは
事実、努力を傾けないから、そうなのです。
恋愛も仕事をするように努力してこそ因縁に出会うことができるだろうし、
生きているといつか会うだろうと思って待っていたら、すごく遅くなってしまいます。
恋愛ほど人間を成熟させる人生の先生はありません。
また、自分がどんな人なのか、その根底、その果てを見せてくれるものが
恋愛ほどいいものはありません。
経験が多ければ、いい人を見分ける目ができて、
いい人に会って結婚して離婚もしなくなります。
そして、本人が安定して幸福ならば、自信感が生じて
すべてのことをみな上手くやることができます。
この3つを熱情を持って、他の人の目を気にせず
感じがきたらただ行動に移しなさい。
そうすればいいです。そうすれば自らその過程の中でわかるようになります。
何をしたいのか、また、自分が誰なのか。
すべての可能性が開かれている、愛する若い皆さん、ファイティング、応援します。