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なぜ人生で重要なことは
学校で教えてくれないのだろうか。
例をあげると、
料理、運転、お金の管理法、
体重調節法、恋愛する方法、
人間関係の処身法、
上手く聞く対話の技術、
失敗した後の立ち上がり方、
心を黙ってのぞく方法など。
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スペックを積むためにどうしようもなくスペックを積むのではなく
ひとつひとつ学んだ過程が楽しくて、学びたいことを学んでみると
スペックがひとつ二つと積みあがるようにしてください。
過程の楽しみがなくて結果だけ得ようとすると
これがまさに苦痛です。
過程を楽しんでください。
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社会奉仕活動を点数のために始めたら
やってみると奉仕活動自体に意味を感じ
自分も知らなかった自分の中の慈悲心をある瞬間に発見することになります。
だから、いいことはどんな契機で、どのようにはじめても関係なく
無条件やってみることが重要です。
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タイビングをどうやるか先に習った後に
コンピュターのキーボードを叩こうという人と
いったんできるのかできないのかキーボードを叩きながらはじめる人がいます。
英語が上手くなるためにいったん文法からマスターして
外国人と会って対話をしようとする人と
いったんボディランゲージ使ってもぶつかってみながら習う人がいます。
後者の進歩が前者よりも大体は早いです。
なぜならば、後者は失敗を恐れないからです。
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世の中には完璧な準備というものはありません。
人生はいずれにしても冒険でその冒険を通して
自分の霊魂を成熟していく学校です。
もちろん深思熟考して決定しなければならないだろうけれども
100パーセント確実になるまで待って
出て行こうとするとあまりにも遅い。
仮に失敗をしたとしても
失敗ほどいい人生の先生はありません。
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生きてみると重要な選択をして
はんこを押す一歩直前で躊躇する瞬間が必ず来ます。
この時、自分の選択を前にして躊躇しないでください。
たくさん考えた後にここまで来たのではないですか。
サイの角のように後ろを振り向かずにその道を行ってください。
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ただ所信を持って押していきなさい。
元々世の中の人をすべてを満足させることはできません。
少数の批判を恐れて
今、自分の意見を言わないのならば、ちょっとそうじゃないですか。
敵が何人か生じることもありますが。
自分をもっと大切に思ってくれる人も
これを契機にずっと多く生じます。