1章
休息の章
「世の中が自分を苦しめると思いますか。私が休めば世の中も休みます」
つらければ一息休んで行ってください。
つらければ一息休んで行ってください。
人に叩かれ傷を受けて涙が出る時
そんなに願ったとおりに事が運ばない時
愛していた人が去った時
私たちはただ、休んでいきましょう。
自分を本当に大事にしてくれる友にあって
この間胸の中にため込んだ言葉を
悲しく切ない話
丁寧にみんな話してしまい
苦しい自分の心を支えようと努力する自分の体のために
運動もしてサウナにも行って
幼いころ好きだったトッポギ、おでんを買って食べなさい。
普段あまりよく行かなかった劇場にも行って
一番笑える映画を選んで
狂ったように一番ん大きな声で笑ってもみて
美しい音楽
自分の心を理解してくれるような歌
再生して再生して聞いてまた聞いてみよう
それでもだめなら
病欠を出して何日間かぶらりと旅行に行きなさい。
京春線に乗って春川にいってもいいし
地の果ての美しい寺、美黄寺にいってもいいし
普段行きたかったけど行けなかった所
そんな所に一人で行きなさい
そんな時間を送った後
最後に祈りましょう
宗教があるないに関わらず
このように苦しんでいる自分のために
自分をもう少し愛することができるようにしてくれと祈りましょう
そして
許せるようにしてくれと祈りましょう
そうしてこそ自分が生きるから
そうしてこそ再び自分が生きていくことができるから
どうか許してくれるように子供のようにお願いします
つらい場合には
私だからこそ
今日もあなたのために祈っています。
足りない「自分」だとしても、自分が自分を愛してください
この世を生きていきながらこのように一生懸命奮闘する自分が
時々かわいそうではないですか
友達は慰めてくれながら私自身にはなぜそんなにいい加減に対するのか
私の胸をなでながら愛していると自らに言ってください
私をつらくすることに
今一度ノートに書いてみてください
自分がしなければだめなことも書いてみてください
そして一番簡単にできることから丁寧にやることだ、考えて
今日の夜はぐっすりと休んでください
明日の朝、目を開けた時自分の体と心は
今よりずっと準備が良くできているはずだ。本当です。
一人や二人の人の批判に傷ついて簡単にあきらめないでください
自分に対してよく知りもしないで簡単に一言で
あまりにもでたらめにして苦しまないでください
アンチが生じたということはどうかしてみると
自分がしていることが上手く進行しているという反証かもしれません
勇気を出して今行っている道を黙々と続けて歩けばいいのです
自分がしでかした失敗のせいであまりに苦しまないでください
完璧に生きている人は誰も居ません
失敗を通して生きるという学校が私たちに少し教えてくれることなのです
感謝して学べばそれぐらいまた成長するのです
とんとん
私たちに今必要なものは重厚であることです
無条件に一生懸命やることではなく楽しむことです
ユーモアがある時人生が豊かになり余裕が生まれます
今まで私たちはあまりにも誠実と努力だけを問い詰めてきました
しかし、顔がこわばっていて心がいつも急いでいるのです
ユーモアは閉じていた心を開いてくれます
ユーモアはつかんでいた考えをしばし解放してくれます
にっこりと笑った瞬間、何でも受容することのできるようです
それだけではなく普段憎んでいた人も許すことができるようです
だからユーモアは人生の必須要素です
楽しければ、心は自然に開き
新しいものを受け入れることができます
反対に硬直した雰囲気とか気分が悪い時は
どんなにいいことを教えてやっても受け入れることができません
心の本当の喜びがなければ
仕事も勉強も修行も進歩が遅くなります。
さっと遊ぶように一生懸命やる人が
実は、仕事はもっと能率的で良くできます
一生懸命死ぬほどに仕事をする人は
仕事の楽しみがなくストレスで仕事をすることになります
ちょっとの間やる仕事ではなく
長いことその仕事をしようとしたならば
その仕事を一生懸命だけするのではなく
面白く楽しみながらしようとしなさい
休まないで一生懸命だけやろうと思うと
自分のペースを失って
結局その仕事を長くやることができなくなります
気分が詰まったような感じがしますか
そうならばしばし、子供の顔を
1分だけ眺めてみなさい
平穏な休止の波が伝わってきます
ある家族が木の葉が散った秋の道を歩いています
父が5歳の息子をさっと抱き上げて
子供は父の頬にひっきりなしにキスをします
母はその姿を眺めて微笑んでいます
少しだけ余裕を持って振り返ると
人生の幸福な光景をそんなに難しくなく見つけることができます
