8月に入るあたりかその頃、ジャスミンの左ミラーにクモが住み着きました。私は大のクモ嫌いでありさっさと始末しようと思いましたが、まぁ別に害はないかって事で放置してました。
でも蜘蛛の巣を張りまくるのでそろそろ邪魔だなと。蹴散らしてやろうと思って払ったらミラーの中に逃げ込んじゃうのね。まぁせっかくジャスミンにきた客人ですので思うがままにくつろいでもらおうと。
虫でも提供しておもてなしし、満足してさっさと帰宅願おうと思ったわけです。虫やってないけど。しかし完全にジャスミンを住み家にしたし、ついでに右ミラーにも小さいクモ発生したし。これはもう退去願うしかない。
お前最初いた頃より大きくなってるだろ。良い物食ってるだろ。
夜のガストの駐車場で私とクモのお方との壮絶な戦いが繰り広げられたのである。
最初はペットボトルでなんとか蹴散らそうと思い攻撃。巣が破れクモは地面に落ちずボディにへばり付きました。これは困った、ペットボトルで攻撃しようものならボディにまでダメージを与えてしまう。これでは手のうちようがないではないか。素手で触れるわけもないし。
ふ、しかし車内には窓拭き曇り止めのウェットティッシュみたいなやつがあるのだ。フクピカではないがこれなら今考えられる中でボディに最もダメージを与えないで強制退去寝返る。残念だったなクモのお方、これでジャスミンとはお別れだぞ。
そしてボディから地面に落ちるクモのお方。さようなら、生きていたらまだどこかで会おう。今度はもっと、クモと人間の争いが無いようなマシな世界で。
おわり。