石炭火力の復活

　石炭火力による発電が見直されるようだ。地球温暖化でＣｏ２の排出が規制されて石炭での電力発電が縮小されてきたが原発事故と原発で発生する放射性物質の処理が行き詰まり状態の現状で見直されることになった。核のゴミが厄介な物資とほぼ断定された現在、この物質を出し続けるよりもＣｏ２を何とかすればまだましという認識に収まりつつあるのではないか。石炭は地球上にあるエネルギーのトップにあるもので気兼ねなく使われる量の存在が確かめられていて当分の間使い続けるほどにあるという。その使い道はほぼ発電用と製鉄用がほとんどである。ガスには天然ガスが利用されていて今では石炭は使われていないようだ。
　原子力発電は高コストの発電であることがよくわかる。遠隔地の海浜に建てて防壁を構築して津波対策地震対策等々と都市部に送る長大な送電線と鉄塔の建設であり、発電所の維持管理に膨大な経費がかかる。その上核のゴミ処理である。それを考えれば石炭火力発電が如何に低コストで出来るかもう説明するまでもないだろう。電力を消費する地域のすぐそばに気兼ねなく建てればよいのである。なにより長大な送電線がなくなり送電ロスがない。維持管理に全く心配事項がないのがなによりだ。こ難しい原子炉を建てるよりも石炭火力の炉を作る方がどれほど簡単に安価に出来上がるか。心配事項は全く不要のものなのだ。人類はちょっと寄り道をして核のゴミという間違い物を作ってしまった。蒸気機関から内燃機関というエネルギーを生み出す大英知は人類の優れた能力の発揮だったが核開発が地球上の大戦争の抑止には役立ったが原子力発電に利用されてこれがエネルギーとしての利用には不向きという。

今回の選挙で・・・。

　統一選挙が終わって私たち有権者はいつもと違う感覚というか知らされていない政治の世界を勉強したのではないだろうか。ただ闇雲に自民党だの公明党だ立憲民主党だのと自分の贔屓の政党を支持していたのだがどうだろうか。自民党から政権を奪取した民主党は明らかに自民党との政権内部の力量が劣っていてあっさり国民から見放されて潰れてしまった。それ以来自民党が安倍政権の安定度に乗っかり今や盤石の感さえするが今度の大阪ダブル選挙に始まった統一地方選挙で大阪維新が発する様々な政治の裏側が白日のもとに曝されて有権者は大いに賢くなっているのではないだろうか。
　大阪府知事の当選した吉村洋文氏は明治維新の立役者坂本竜馬の生まれ変わりの感さえする。坂本竜馬はドラマ小説で知られているが、日ごろの行いは今の吉村大阪知事や松井一郎大阪市長と同じようなものだったに違いない。大阪で今維新の支持者が着実に増え続けている現状は与党自民党も認めざるを得ない状況だし、とりわけ公明党にとっては大きな対抗勢力があらわれたとの危機感であろう。あの大阪都構想の法定協議会をみていて公明党の会議つぶしを有権者はどう感じたいか。公明党とはこんな政党だったのかとイヤ気をさす有権者がどっと増加したのではないか。公明党とは呼ばずに創価学会党と呼ぶ向きもある。マスコミのＮＨＫもほとんどの民放も維新びいきであることが見ている人々に伝わってくる。大阪維新大勝のもとは維新に共感する部分が多々ある証であろう。そんな有権者の増加を堺市長の竹山修身氏はここまでと悟って辞職願いを提出した。竹山氏は橋下徹元大阪府府知事に見込まれて堺市市長に当選したのだがなぜか橋下氏とたもとを別れて自民勢力に移ったのか。今回の統一地方選挙は選挙そのものの持つ有意義さを改めて知らされたとしてこれほど国民に選挙の意味するところを知らしめたものとしての位置づけは大きいものだった。


今が満開の八重桜。空は薄晴れ。














ぼんぼりのような花びらが重たく枝がたわんでいる。

竹山堺市長辞職

　堺市の竹山市長が２２日に議会宛に辞職願を提出した。不明朗な会計は一切していないと強気の態度から一転、領収書の二重計上を見せつけられて進退極まったようだ。政治資金規正法に記載されていない２億円以上のおカネの使い道がはっきりされないで市長という公人を去られるのは税金を払っている市民にとっては大きな疑問が残る。記者会見した松井大阪市長は司法の手でこれを解き明かして欲しいと述べておられる。是非そうあって欲しい。
　今日は快晴の日、京都の街中を歩いた。相変わらずの外国人の多いのに驚いた。バスの中は中国語が飛び回っているし、歩道は短パンの米国人家族でいっぱいだ。たぶん、京都に居を決めておられる方々で観光や旅行などで来ているのではなさそうな人々だ。年配のご夫婦の笑い声もあった。気温が一気にあがるであろう。京都の街中のツツジは満開だった。電車の窓からみる桜はもみんな散ってしまって若葉の季節になっている。

八重桜ーパート４

　春本番の陽気である。薄雲の春特有の空で所どころに青空が覗く。今日は大阪１２区と沖縄で選挙だが、昨日は大阪の公明党の応援で安倍総理ほか自民党の大物が街宣車で演説である。たいそうな力の入れようは大阪維新の勢力油断ならぬの気持ちの表れか。午後８時の開票がどう出るか。











フラッシュを焚いていない。実際よりも暗く映るようだ。

八重桜ーパート３

　素晴らしい快晴の朝、庭の八重桜がいよいよ咲き始める。


電線がすぐそばを通っているので毎年これが悩みのタネ。


　３分咲きくらいか。桜にはやはりきれいな青空がよく似合う。




　この青空、決してソフトを通して加工していない自然なままである。



　
　東海道新幹線の「のぞみ」が来春のダイヤ改正で今の１時間１０本から１２本に増発するとＪＲ東海が発表した。全列車の
最高速度を285キロ/Hに統一してすべてが東京新大阪間を２時間３０分以内で結ぶという。現行はのぞみ１０本、ひかり２本、
こだま３本でひかりとこだまの本数は変更せず、のぞみを２本増発とする。現在「７００系」が２０１９年度末までに引退して
全列車が「Ｎ７００Ａ」に統一される。超々過密の東海道新幹線でとてもじゃないが人間業とはだが、ＡＴＣの改良で
このような運転ダイヤが組めるという。それだけ東京大阪間のヒトの動きがある証でまさにこの東海道新幹線が大動脈である
ことがよくわかる。のぞみは１９９２年に登場して現行１０本運転は２０１４年からである。