有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

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低山に秋を見付けに(1)

2023年09月09日 | 山野草
秋の花が咲き出してるかな?と様子を見に行ってみました。
低山と言うよりほぼ里山です、麓の田圃にミズオオバコ(水大葉子)が咲いてました。

登山口にはオトギリソウ(弟切草)が。 

しかし少ししか咲いてません、例年もっと沢山咲いてるのですけど。 

まだ暑過ぎるのかなぁ? 

登山道に入るとサジガンクビソウ(匙雁首草)が見られました。
キク科ガンクビソウ属の多年草で本州~九州に分布。

小さな木漏れ日が輝いて見える一点を狙って。
中腰でこれを撮るだけで汗が吹き出します。(>_<)

登山道は直ぐにこんな感じに。
この時期花が少ないのと暑いので、殆ど人が通らずこんなになってました。
何処が登山道か分かりますか?僅かにそれらしい感じには見えてます。
何度も歩いてる道なので分かりますが、初めての人だと・・・。(^^;)
このような所がずっと続くのでは有りません、点在してるだけで殆どははっきりしています。

咲き残りのキキョウ(桔梗)。
秋の七草の一つですが7月から咲いてます、秋の七草とは思えません夏の花です。

コガンピ(小雁皮)。
ジンチョウゲ科ガンピ属の落葉小低木で関東以西~九州に分布。
小の付かないガンピは和紙の原料に、コガンピは原料にならないので別名イヌガンピ。

↑の花は赤味が有りますが、直ぐ傍に有るのに白い花も。 

オトギリソウが一株だけ、花を沢山咲かせるのに群生しないのでしょうかね? 

オケラ(朮)の蕾、数も少なく開花まではもう少し掛かりそうです。
キク科オケラ属の多年草で本州~九州に分布し雌雄異株。
草本となってますが、茎の見た目は木本のような。

それにしても棘だらけ、葉も蕾を包む苞葉もトゲトゲ。 

オミナエシ(女郎花)が咲き始めてました、これも秋の七草の一つ。 

今年の立秋は8月8日、旧暦の8月8日は今年は9月22日で、この日なら秋を感じられそう。
しかし旧暦の立秋は7月節の初め、昔の人は7月初めを既に秋としてたのですね。
キキョウやナデシコが秋の七草に選ばれてるのも納得です。

シュロソウ(棕櫚草)も咲き始めていました。 

ただのシュロソウだと思ってましたがホソバシュロソウ(別名ナガバシュロソウ)のようです。
シュロソウよりも花柄が長いのが特徴(シュロソウの花柄は1cm以下)

シュロソウ科シュロソウ属の多年草で関東以西~九州に分布。 

雄花と両性花が混生するも、どれが両性花かなのか雄花なのか分かりませんでした。
画像を見ても良く分からず(撮り方が悪い)。(^^ゞ
3枚とも両性花のような、↑と↓が両性花のような?

次回(2)へ続く。
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