有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

一花を見るために300m登って

2023年09月28日 | 山野草
目的の花を見るために少し山を登ります。
登り始めて直ぐにゲンノショウコ(現の証拠)が一輪だけ、こちらでは白花ばかりです。

ナンテンハギ(南天萩)が咲いてました。 

マメ科ソラマメ属の多年草で北海道~九州に分布。 

ナンテンの名が付いてますが、ナンテンはメギ科ナンテン属で全く別物です。
葉がナンテンに似てる事が名前の由来。

オミナエシ(女郎花)、こちらではそろそろ終盤です。 

秋の七草の内、まだ見てないのはオバナ(尾花)とフジバカマ(藤袴)の2種。 

オバナは直ぐに見られるようになるでしょうが、フジバカマは・・・。
愛知では絶滅危惧ⅠB類(EN)指定種、自生のものは殆ど見られません。(T_T)

この日の目的の花の一つタカクマヒキオコシ(高隈引き起こし)。 

シソ科ヤマハッカ属の多年草で関東以西~九州の太平洋岸に分布。

イヌヤマハッカにそっくりで、同定に苦労します。
鹿児島県の高隅山で発見されたのが名前の由来、ミヤマヒキオコシの変種とされてます。

玉ボケ背景で大きく撮ってみました。 

なんとか一輪咲いてた一番の目的の花ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)。
ユリ科ホトトギス属の多年草で北海道西南部~九州に分布。

この花を見るために300m登りました、どこか他に楽に沢山見られる所は無いものか?(^^;) 

ヒメジソ(姫紫蘇)、シソ科イヌコウジュ属の1年草で全国に分布。 

イヌコウジュとそっくりで、違いは萼片の形や葉の鋸歯で見分けます。 

明るく撮ってみましたが、花が良く分からなくなってしまいました。(^^ゞ 

ツリガネニンジン(釣鐘人参)。

色の濃いのを探してるのですけど、なかなか見付かりません。
見付けない内に花期が終わってしまいそう。

イヌタデ(犬蓼)の花が咲いてたので撮ってみました。
タデ科イヌタデ属の1年草で全国に分布、別名アカマンマ(赤飯)。
蕾は沢山見られるものの、咲いてるところはなかなか見られません。

9月も終わりだと言うのに暑いですね、最高気温がまた30℃超えに戻ってしまいました。
これではとても衣替えする気にはなりません。
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