晩秋の花を見にの続きです。
エンシュウハグマとムラサキセンブリを見て、三つ目の花を見に行きます。
花数の多かったツリガネニンジン(釣鐘人参)。
花数の多かったツリガネニンジン(釣鐘人参)。
ツリガネニンジンは花が片側に偏って咲くんでしたっけ?
アキノキリンソウ(秋の麒麟草)。
画像では大きく見えますが実際はこんな感じ、小さな花が集まってます。
イヌザンショウ(犬山椒)の実が全て落ちてしまった残骸。(^^;)
色が綺麗だったので思わずパシャッと。
色が綺麗だったので思わずパシャッと。
ミカン科サンショウ属の落葉低木で本州~九州に分布。
サンショウ(山椒)との見分けは、棘が互生がイヌザンショウで、対生がサンショウ
サンショウ(山椒)との見分けは、棘が互生がイヌザンショウで、対生がサンショウ
ゴンズイ(権萃)の実。
センボンヤリ(千本槍)の実。
春と秋に2度花を咲かせますが、秋は閉鎖化で花が開花する前に自家受粉して実を結びます。
↓の状態を大名行列の毛槍に見立てたのが名の由来。
春と秋に2度花を咲かせますが、秋は閉鎖化で花が開花する前に自家受粉して実を結びます。
↓の状態を大名行列の毛槍に見立てたのが名の由来。
さて見たかった本命の花がこちら、少し早過ぎるかと思ってましたが咲いてました。
ウメバチソウ(梅鉢草)。
ウメバチソウ(梅鉢草)。
ニシキギ科ウメバチソウ属の多年草で北海道~九州に分布。
生育環境が湿地や陽当たりの良い湿地となってますが、こちらでは礫地でも見られます。
ここのは笹の中に埋もれ、陽当たりの悪いそれ程湿っても居ない所に咲いてました。
他に上を雑木で覆われた薄暗い所でも確認してます。
他に上を雑木で覆われた薄暗い所でも確認してます。
ただ数はどこも少なく、多くて5~6株程度。
今のところ数の減少は見られないものの、危うい状態に変わりは有りません。
ツリガネニンジンにウラナミシジミ(裏浪小灰蝶)。
翅を広げたところを。
僅ですがオケラ(朮)も咲いてました。
花の色は白~淡紅色が有ります。
花の下に棘のように見えるのは苞、硬そうに見えますがそうでも有りません。
こちらはノアザミ(野薊)だと思います、アザミは種類が多くて難しい。
今日から11月、山野草も終盤ですがまだリンドウ(竜胆)、センブリ(千振)等が控えてます。