有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

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晩秋に咲く花を撮りに(2)

2024年11月01日 | 山野草
晩秋の花を見にの続きです。
エンシュウハグマとムラサキセンブリを見て、三つ目の花を見に行きます。
花数の多かったツリガネニンジン(釣鐘人参)。

ツリガネニンジンは花が片側に偏って咲くんでしたっけ? 

アキノキリンソウ(秋の麒麟草)。 

画像では大きく見えますが実際はこんな感じ、小さな花が集まってます。 

イヌザンショウ(犬山椒)の実が全て落ちてしまった残骸。(^^;)
色が綺麗だったので思わずパシャッと。

ミカン科サンショウ属の落葉低木で本州~九州に分布。
サンショウ(山椒)との見分けは、棘が互生がイヌザンショウで、対生がサンショウ

ゴンズイ(権萃)の実。 

センボンヤリ(千本槍)の実。
春と秋に2度花を咲かせますが、秋は閉鎖化で花が開花する前に自家受粉して実を結びます。
↓の状態を大名行列の毛槍に見立てたのが名の由来。

さて見たかった本命の花がこちら、少し早過ぎるかと思ってましたが咲いてました。
ウメバチソウ(梅鉢草)。

ニシキギ科ウメバチソウ属の多年草で北海道~九州に分布。 

生育環境が湿地や陽当たりの良い湿地となってますが、こちらでは礫地でも見られます。 


ここのは笹の中に埋もれ、陽当たりの悪いそれ程湿っても居ない所に咲いてました。
他に上を雑木で覆われた薄暗い所でも確認してます。

ただ数はどこも少なく、多くて5~6株程度。 

今のところ数の減少は見られないものの、危うい状態に変わりは有りません。 

ツリガネニンジンにウラナミシジミ(裏浪小灰蝶)。 

翅を広げたところを。 

僅ですがオケラ(朮)も咲いてました。 

花の色は白~淡紅色が有ります。 

花の下に棘のように見えるのは苞、硬そうに見えますがそうでも有りません。 

こちらはノアザミ(野薊)だと思います、アザミは種類が多くて難しい。 

今日から11月、山野草も終盤ですがまだリンドウ(竜胆)、センブリ(千振)等が控えてます。
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