今年で7年目となる「午前十時の映画祭」。7年目にして、初めて足を運びました。
というのも、どうしても『戦場のピアニスト』をスクリーンで見たかったから。公開中に見に行かなかったことをこれほど後悔した作品はありません、、、。
毎年、上映作品が発表されるとチェックはしていたのですが、何が何でもスクリーンで見たい!! と思う作品は、、、まあ、なかったんですよねぇ。
見たいなぁ、くらいならたくさんあったんですよ、もちろん。特に、昨年だったかな、、、『ダーティハリー』や『リトル・ダンサー』が上映されたときは、かなり行きたかったんですけれども、平日の午前10時なんてほとんどムリだし……。とにかく自分でも呆れるほどの出不精で、週末は人と約束していなければ(orチケットをとっているとか、予約している何かがあるとかでなければ)出掛けない主義で、自宅でダラダラするのが至上の悦び、というグータラ人間のため、「是が非でも見たい!」という強烈な思いがなくて行動に移せないで来たのです。
でも、今年は、上映作品の発表があった2月だったか3月から、11月が来るのを指折り数えて待っていたのです。それはもちろん、『戦場のピアニスト』が上映されるから。
作品自体の感想は、前の記事で書きましたので、ここでは重複はやめておきますが、やっぱりスクリーンで見るのはゼンゼン違いますね、作品から伝わってくるパワーが、、、。まあ、当たり前なんですけれども。
劇場は100席弱でしたが、8割がた埋まっていましたね。1日1回の上映、本作は幸いなことに1か月間(2週毎劇場入れ替え)上映してくれていますので、通常の2週間よりは行くことが出来る日が多くなって嬉しい限りです。
DVDで見た時も、かなり衝撃を受けて、胸に迫りましたが、今回劇場で見て、もう息をするのも忘れそうになるくらいスクリーンに吸い込まれそうになっていました、2時間半ずっと。
どうしてもスクリーンで見たい作品は、他には『アンダーグラウンド』と『鳩の翼』くらいかなぁ、、、。『アンダーグラウンド』は、もう2回劇場で見ているけど、やっぱり何度見ても飽きないし、あの迫力はスクリーンで見てなんぼ、という気がします。『鳩の翼』は公開時に見に行っているけど、やっぱりもう一度スクリーンで見たいです。でも、どちらも、ちょっと、午前十時プロジェクトには選ばれそうにないような、、、。
『戦場のピアニスト』とカップリングされているのが、なんとあの『モンパルナスの灯』。ジェラール・フィリップ教の信者としては、こちらも逃し難い。あの美しい姿を大スクリーンで拝みたい。
ああ、でも、『戦場のピアニスト』は今度いつまたスクリーンで見られるか分かったものではないので、あと2回くらい見に行っちゃうかも。というか、少なくとも、後1回はもう行く予定なのだ! ゼンゼン出掛けるのが苦痛じゃないって、我ながら凄いと思う。自分にとってそんな凄い作品と出会えたなんて、幸せだ。
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