大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

ユニークな同宿人の話

2011年10月05日 | 温泉/健康
この同宿人が由井正雪ばりの髪型でサラリーマンじゃないなと思ったが、
案の定出張専門のマッサージ士で、その前は「庄や」の板前だった由。

何でも4年前から通い続けているとの事で、
どうも医者では手に負えない病気を治しに来ているらしい。
「45度の熱が癌の進行を止めるんだよ」と、
訳の解らん事を言ったから多分どこかの癌なんだろう。

こんな話はあの玉川温泉をはじめいくらでもあるが、
本人が効くと思えばそれが一番。
抗がん剤で苦しんだり、殺された人を何人も知っている。
俺も癌になったら治療などせずに保険をもらって温泉巡りでもしよう。

でそのマッサージは日本人じゃなく韓国人に習ったそうで、
日本式の痛いのと違って気持ち良くて気に入ったらしい。
日本人の弟子は採らないと言うのを土下座までして頼み込んだらしい。
今流行りの韓流マッサージと大して変わらんと思うが、
さすがに突っ込まなかったぜ。

まあしかしなかなか賢いよなあ。
湯治しながら客を取って小金を稼ぐんだから。
全国の湯治場で稼げるじゃないか。
「禍い転じて福」を地でいく話だ。

なかなか楽しい展開でちと羨ましい。
だって死ぬまでやれるなんて最高だぜ。
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2 コメント

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ひょっとしたら (大雪男)
2011-10-06 18:25:40
同宿人は同じ人物じゃなかろうか、そんな気がする。後生掛で地元のばあ様二人の会話を聞いたが全く解らず愕然とした。露天での野郎共の行状は仕様がないよ。千載一遇のチャンスだもん。それにしてもついてなかった。雪もあと二日後で降ってくれれば良かったんだが。
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相部屋いいですよね (ayu)
2011-10-06 08:47:31
私が去年泊まった時も、たった一人の同宿人が隣町の出身の人でやはり癌治療に4年間毎年通ってるという方でした。オンドル小屋はひとりで行っても話し相手ができていいですよね。今回行った須川&夏油の自炊棟はどちらも立派な個室なんですけど、そういう意味では湯治というよりフツーの旅館みたいでちょっと寂しかったです。そのくせ、空いてる頃を狙って露天に行くと、わっと男性陣が集まってきて秘湯のウンチク語り始めて。地元のじーさんばーさんが土地の言葉でしゃべるのを聞きつつしみじみ浸かるってのを期待してたんですけどね~。
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