今日は西彼杵半島の外海地区の三教会を訪ねた。
北から順に大野・出津(しつ)・黒崎の3つだ。
今朝は曇りの予報が外れてバス待ちの途中から降り出した。
沈鬱な曇天の下で海岸線や沖の岩頭に砕ける波の白さが冷たい。
抜けるようなピーカンよりはこんな天気の方が教会巡りには相応しいと慰めた。
「沈黙」の舞台にはこんな重たい空の方が似合ってる。
雨と風ではさすがにあるき回れずにバスを利用したが、1時間毎にやって来たから助かった。
この地区の概観
その内ここらを歩き回るつもり
大野教会
ド・ロ壁で有名だが正に手作りの教会感全開で一発で撃沈されてしまった。
何とも言えない良さがあるよなあ。
ド・ロ壁の建物が会堂部で板壁部分は司祭用だが、敷地が狭くてこんなになった由。
僅かな空き地があったがシスター達の為の建物があったんだと。
出津教会
内部も質素でステンドグラスでなく普通のガラスだったが、ステンドグラスはドイツからの輸入品で高価だった為。
信徒に負担を掛けさせたくなかっんだろう。
黒崎教会
レンガ造りで中の天井もリブ・ヴォールトで美しい。
三廊式でステンドグラスを使用。
祭壇後ろの壁上部左右にキリストと聖母子のステンドグラス。
上の後部からの写真上部にあるのが分かる。
こうしてみると五島の教会の立派さが際立つが、漁業による収入の差だろう。
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