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2022年新春
2022年
現在 阪堺電車の運用車両一覧製造の古い順
①モ161形 1両
②モ501形 5両
③モ351形 5両
④モ601形 7両
⑤モ701形 11両
⑥堺トラム 6両
モ601形について
1996年から1998年にかけて7両が東急車輛製造で製造された
完全な新車ではなく、制御装着、ブレーキ、営業機器など
モ121形の部品を流用している
❶モ601号
広告:株式会社新大阪建設
❷モ602号
広告: 株式会社黄金糖
❸モ603号
広告:帝塚山芋忠株式会社
❹モ604号
広告:岡崎屋質店
❺モ605号
広告:岡崎屋質店
❻モ606号
❼モ607号
広告:株式会社恵幸商事
モ601形について
ただし完全な新造車ではなく、車体及び台車・電動機・コンプレッサーなどの主要機器は、
モ701形とほぼ共通のものを新造しているが、
制御装置・ブレーキ・営業機器などは
これらの部品は、
比較的新しい部品であったため、廃車発生時にモ601形に流用したものである
性能は、前述の経緯から、電動機は新型のWN駆動方式のものであるが、
制御装置は旧型車両の間接非自動制御のものを流用した珍しい組み合わせの車両となっている。
そのため完全新造車のモ701形とは運転台まわりの制御装置に違いが見られる。
また、ブレーキ性能が電気指令式ブレーキを装備したモ701形と比べて劣るため、
前照灯の隣のブレーキランプが省略されている。
性能最高速度はモ701形と同じく70km/hであるが、
認可速度が50km/hである事と、50km/h以上出すとモ701形ほどではないが蛇行動が起こり、
線路状態の良くない箇所では40km/h程度から左右に激しい揺れが発生しだすこともある。
このために、本来の性能をフル発揮出来ていない。
運用について、601号が1996年6月14日に入線し、同年6月25日より営業運転を開始した。
本形式の登場により、
夏季(6月後半 - 9月末)の運用において平日の日中及び土日の全日における冷房化率100%が達成された。
及びダイヤの工夫により夕方ラッシュ時においても冷房化率100%を達成している。
2004 - 2005年にかけて7両中5両の行き先表示機が、従来の幕式表示からLED表示へと変更された。
残る2両の行き先表示機も2006年1月、従来の幕式表示からLED表示へと変更された。
2010年3月にモ701形のモ708に続き、モ605のパンタグラフがZ型パンタグラフからシングルアームパンタグラフに換装された。
なお、今後他車にこの改造が及ぶのかどうかは不明である。