【難読漢字】「特牛」って読めますか?
読めたらスゴい!
突然ですが
「特牛」という漢字
読めますか?
山口県にある難読地名の一つです。
気になる正解は?
正解は「こっとい」でした!
わかりましたか?
現代ビジネス編集部
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広辞苑」や「大辞林」などの、 ちょっと詳しめの辞書を引くとたいてい載っていますね。 【特牛・牡牛】(ことひうし、こというし、こってうし、こっとい) 古くは「こというじ」とも。 強く大きな牡牛のこと。 平安時代末期に編纂された歌謡集『梁塵秘抄』に 「特牛(ことひ)」という言葉があるようです。 この土地はその当時から特牛と呼ばれていたようです。 古くから「特牛(ことい)」という言葉と意味があるのは 間違いないようですが、 この【コトイkotoi/コットイkottoi】という音は どこから発生したのでしょう? ご推察の通り、古代韓国語であるという説も あるようですが、真偽の程は確かではありません。 宇佐神宮の創建者である大神比義(おおがのひぎ)の兄、 大神特牛(おおがのことい)がこの地に赴任してきたことが 由来である。 という説もあります。 大神は宇佐神宮で牛車の牛を管理する「特牛」という官職にあり、 それ故「特牛」の名で呼ばれるようになったようです。 牛車を引かせる大柄の牛のことを牛体(ゴティ)と言い、 このゴテイからコットイに変化し、大神がこの職に就いた ときは既に特牛をコットイと呼ぶようになっていた。 というものです。 ゴテイ→コットイという転訛はどうにか納得できるのですが、 どうも、大神特牛がこの地に赴任してくる以前から、この地名は 既に存在していたようなので、 この説もなんだか眉唾モノのようです。 また、 この地で飼われていた牛は荷を運ぶ牛で、 「多くの」という意味の「許多」を使い、 「許多負ひ牛〈多くの荷を背負う牛〉」(きょたおひうし)と言い、 これから転じて(こっとい)となった。という説もあります。 諸説あるようですが、どれも今一つ確証には至ってないようです。