福ちゃんの散歩道

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【難読漢字】「束子」って読めますか?読めないと恥ずかしい 現代ビジネス編集部

2022-01-23 05:00:00 | 難解漢字 現代ビジネス 連載
【難読漢字】「束子」って読めますか?



読めないと恥ずかしい


突然ですが


「束子」という漢字


読めますか?


台所にある「あれ」の名前です。


気になる正解は?


正解は「たわし」でした!


わかりましたか?


現代ビジネス編集部




「束」「子」という漢字から「たばこ」「そくし」と読んだ人も多いはず。でも、その読み方は不正解。


「束子」の意味は、

わらやシュロの毛などをたばねて作ったもので、物をこすって洗うのに使う道具。

引用元:小学館 デジタル大辞泉

なのですが、この説明でピンと来た人も多いのでは?!

正解はこちらです!

「たわし」

屋外や水まわりの掃除、運動靴を洗ったり、泥のついた野菜を洗ったりするのに便利なアイテムです。

「束子」の語源には諸説あります。

1つ目は、読み方が徐々に変化したという説。元々「束子」は藁(わら)を束ねただけの簡単な道具で「手藁(てわら)」と呼ばれていました。その読み方が徐々に変化し、「てわら」から「たわら」へ、「たわら」から「たわし」へと変化していったのだそう。

2つ目は、当て字の読み方が変化したという説。「束子」という漢字は「藁を束ねたもの」ということを表す当て字でした。その「たばし」という読み方は、濁点のない昔の書き方で「たはし」と表記され、それが旧仮名づかいの読み方で「たわし」と読まれるようになったとのこと。

いずれの説も「束子」の形状を思い浮かべることができます。

なお近年の「束子」の素材は藁に留まりません!コイル状にしたステンレスやスチールウール、ナイロン製のものから色々あります。一般的に「スチールたわし」や「ナイロンたわし」など、「素材名+たわし」で呼ばれます。時代が変わっても、「束子」という名称が変化することは不思議とないようです。


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