【難読漢字】「伊曾保」って読めますか?
「いそほ」ではありません!
突然ですが
「伊曾保」という漢字
読めますか?
外来語の当て字と考えるとわかりかもしれません。
気になる正解は?
正解は「イソップ」でした!
わかりましたか?
現代ビジネス編集部
デジタル大辞泉「伊曽保物語」の解説
イソホものがたり【伊曽保物語】
仮名草子の一。「イソップ物語」の翻訳。訳者未詳。文語体で漢字平仮名交じり表記。無刊記の古活字版や寛永16年(1639)刊記の古活字版、さらに万治2年(1659)刊の絵入り整版本などがある。
2500年以上前に生まれた『イソップ童話』を、絵本で楽しもう
『北風と太陽』『アリとキリギリス』など、誰もが一度は読んだり聞いたりしたことがあるこれらのお話は、『イソップ童話』の中の一篇です。
イソップ童話とは、今から2500年以上前である紀元前6世紀ごろ、古代ギリシアの奴隷だったアイソーポスという人が、人々に語ったとされる寓話です。
イソップ物語の特徴は、なんといっても擬人化した動物たちが登場するお話が多いこと。
それも、それぞれの動物の特徴がキャラクターにぴったりとマッチし、それがストーリーに反映されているんです。
そして、物語には教訓や風刺が盛り込まれていて、子どもにぜひ学んでほしいというだけでなく、大人も改めて読んでみるとドキッとさせられるものがあります。
イソップ物語を作った「アイソーポス」ってどんな人?
そんな『イソップ童話』の生みの親であるアイソーポスさんとは、どんな人物だったのでしょうか?
実は、はっきりとした記録や書物が見つかってないため、その詳しい正体は今も不明なままなんです。
今から2500年以上も前、紀元前6世紀ごろの人物なので、仕方がないかもしれません。
一般的に伝えられているのは、ギリシャのサモス島という島に住むイアドモンという人の奴隷であったということと、奴隷なのにお話を語るのがとても上手いことで有名になり、解放されたということです。
そして、解放後は語り手として古代ギリシアの各地を巡り、イソップの物語を語り伝えていったそうです。
目次
- 1. イソップ童話のお話を、絵本でじっくり読んでみよう
- 1.1. 『北風と太陽』
- 1.2. 『うさぎとかめ』
- 1.3. 『犬と肉』
- 1.4. 『アリとキリギリス』
- 1.5. 『嘘をつく子供』『羊飼いと狼』『オオカミ少年』
- 1.6. 『田舎のネズミと町のネズミ』
- 1.7. 『ねずみの恩がえし』
- 1.8. 『金の斧』『金の斧と銀の斧』
- 1.9. 『キツネとブドウ』『酸っぱい葡萄』
- 1.10. 『卑怯なコウモリ』
- 2. 小学生におすすめのイソップ童話
- 3. たくさんのお話が収録された、お得で楽しいイソップ絵本
- 4. ちょっと変わったイソップ物語はいかが?
- 5. 私たちの生活に根付いた物語